筋肉の記憶

2022年05月11日 | 痛みのこと
名古屋も午後からは曇り空の様子。梅雨は間近かも・・・

我が家の紫陽花も一昨年に挿し木にしての株分けで玄関アプローチに植えて2年目の今年は芽を付けているので、楽しみです。

また、咲いた際には皆さんに紹介しますね。


さて、股関節症に限らず、痛みが出ていた箇所は筋肉に記憶されます。脳も同時に。

また、身体の各細胞は限りある生存期間である為、おおよそ7年と考えられており、細胞は死滅し入れ替わります。以前にも軟骨再生のリモディリングの話をしましたが、
骨の話になると、骨にかかる圧力は変化している為、骨は生涯形を変えていることになります。

骨の隆起は筋肉の腱が付着するところのため、隆起はその部位に長く聴力がかかった結果、狭い範囲で急速に成長した部位となります。
股関節の骨棘として、骨量が増え別の隆起が作られます。

身体は一定の骨が必要ですが、やがて股関節症で痛みが出て、筋硬結が起こり筋肉が短縮して、張力の変化に適応し、私たち自身の身体が曲がったままで保持されると、
骨は結局その位置の形状に適応してしまうことを意味します。慢性化し長期にわたる張力により湾曲が少しずつ変化し、骨がいろいろな形態を取ったりする事になります。

そこで、筋肉を正常にする為の改善ケアは大切なのです。



まずは日常生活の一環で筋肉を柔らかく弾性のある様にする習慣化する事は大切な事です。
筋肉は再生する能力は年齢としてはほとんど若年層と壮年層とは差がないので、遅くないのでケアです。


この画像の方も筋肉の状態を変形は出ていても温存できています。
筋肉を正常化させて日常的に痛みを軽減させ、痛みで覚えた歩行スタイルを左右の荷重を正しく歩行ホームを新たに覚えさせて歩行スタイルを改善することです。

私のところへ来られる、術後の方々には術前に施術して歩行も私がチェックしている方がへの指導は術前の撮影したフォームと術後のフォームを見せてポイントを
新たに教えないと術前のフォームで歩いてしまっている事が多々あります。





以前は『歩く会』と称して、名古屋の患者さんと講習会を行ってましたが、また機会があれば行いたいものです。

筋肉の受容器等の脳も痛みを覚えた時期には痛みを出さないように歩く歩き方を筋肉にインプットさせてしまうので、筋肉を改善して日常を送って欲しいです。

では、皆さんも日常のケア習慣を身に付けてね。





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