「法は自分の法」でなければなりません。
おシャカ様の体得された「法」をいつまでも学んでいてそれを「仏法(仏道)」
といって「おシャカ様の法(各々の宗派の教え)」しかないというような
狭い考え方、小さな考え方の時代はもう過ぎました。
これからは「おシャカ様の法」に因って、みんなが「自分自身の法に目醒める」
ということになっていかないと、これからの「新しい筋道」というものは
出て来ません。
私たち衆生は昔から一所懸命に考えて色々なものをつくって来ました。
しかし、現在何が解決したかというと、なんにも解決したものはありません。
そこでようやく「これではいけない、新しい筋道を求めなければいけない」
というようなことから、いろんな方々が模索しています。
それを「これからは、こういうものが世界をまとめていくものでなければ
ならない」というのが所謂「法」というものです。