おシャカ様は「人類の究極の課題(無明の煩悩の源)」に目醒められたのです。
この「一大課題」が過去の人々から取り持たせる重大課題であったことに
気が付かれたのです。
ここにおいておシャカ様は従来一般に人間(にんげん)修行の「道」と思われた
「苦行(くぎょう)の道」を捨て、健康の回復を計り、尼蓮禅河(にれんぜんが)
において自分が正しい解脱を得ることが出来なければ「この坐」を立たない
という固い決心の元(今でいう菩提心)で坐られたのです。(今でいう坐禅)
「出山の釈迦」の図は身も心もボロボロになった様子が描かれています。