活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

最終的課題4

2019年09月05日 | 法理

所謂認識自体が認識自体の自在なる働き(活動)のために惑わされてそれから

一歩も出ることが出来なかったことに気付かれたのです。


今日の私たち衆生もこの誤りを知(識)らずに「識の誤り」に惑わされているのです。


この発見こそがおシャカ様の偉大なる前人未到の田地であり、「人類の苦の源」を

発見する鍵だったのです。


私は宗教に携わる一人として「現実」を考え「未来」を想うとき「仏法(仏道)」

を如何に「令法久住(りょうぼう くじゅう)〈久しくこの世に住まらしむる)」

せしめるか自分に向かって常に問題提起しています。