活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

父母未生以前について3

2018年01月23日 | 

そこで私たち衆生は何に参じていったらいいのかということが

問題にならなければいけないのです。


そして早く「参ずべきもの」を知(識)って、それをきれいに無くして

しまうようにならないといけないということです。

 

どんなに立派な覚者であろうとも、「迷いのままが結果であり、仏である」

ということがどうしても分からなかった時代があったのです。

 

ですから、「縁」が来なければどうにもならない時があるわけです。

後進の私たち衆生は何処までいっても「唯務(ただつとめる)」でなければ

ならないということなのです。