活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

修行の道程 (みちのり)

2015年03月25日 | 仏教
道の修行は「自己の正体」を見極めた後からのものです。

「起承転結」という教えがあります。

「起」とは、問題意識を持つ事です。

「承」とは、その問題を自分の問題として思索する事です。

「転」とは、問題のポイントが確認出来たら、実際に修行する事です。

「結」とは、結果 (目的地) に至る事です。そこで始めて「元に還る (このままでよかった)」事が理解出来るのです。

「自分自身が (道) そのものである事」の自覚を得て始めて道の修行に【入れる】のです。

これをおシャカ様の教えでは、「信解行證入 (しん げ ぎょう しょう にゅう)」 と、はっきり示しておられます。





精神世界ランキング