要するに目的は暇つぶしである。何をしようか決めかねているので特に目的は設定していない。友人が朝の8時に迎えに来てくれていつものように高速に入り西進、その後北へ進む。
まずはそろそろ咲き始めているだろうチョウジソウの群生地へ向かった。
チョウジソウ
咲き始めくらいだろうと思っていたけれど、今年はやはり花の開花は早めに進んでいる。
チョウジソウは絶滅危惧のAランクなのだが、なぜ此処に群生しているのかは分からない。誰かが植えたとも思えないような場所だ。
ここを通過して林道を進んで行くとオニヒカゲワラビがそこら中に出ている場所に出た。タイミングはばっちり、というよりかちょうど良いのを採るだけ。
誰かに上げるわけでもないので自宅で食べられる程度に採る。さらに進んだところにコゴミが出ているのだが、既に収穫時期を過ぎていたので今晩の肴程度にちょっとだけ採った。
さて、ここからどうしよう。氷ノ山のブナ帯を目指して登ることにした。林道を進む途中で車を停めて散策する。何か咲いていないかなぁ・・・・
フデリンドウ
此処から更に登って標高 1000m程度まで登り、車を降りて尾根筋まで登る。ここではコシアブラの若芽を摘みながら、ネマガリタケの筍、スズコの様子を見た。
コシアブラは収穫できたけれど、スズコはまだまだだ。でもそれは予想通りだ。
次は峠まで降りてから登り返して山葵の様子を確認したり、イワウチワの花を観に行くことにした。
キブシ
ヤマルリソウ
ヤマルリソウとツクバキンモンソウ
ヤマルリソウ 白花
山道を登って行き、崩れた道の上の岩を超えて、この辺りだったかなぁと思った場所は崩れてかなり後退していた。
崩れた辺りを良く見るとイワウチワの小さな株が付いていたり、ぶら下がっていたりする。そして、あれは?・・・・
イワナシ 花はまだ付けていないようだ・・・・
イワウチワも山葵もダメダメなので車に戻ることにした。その途中で往きには気が付かなったものが目に入る。
あ、ルイヨウボタンの葉だ。つぼみもついている。一株だけというのは不自然なので斜面を探してみると・・・・
一週間か二週間後くらいかな、花が咲いたころに来れたら良いのだが・・・・、どうかな。
ニリンソウ 周囲にルイヨウボタンの若い苗が見えているような・・・・
次はスズコとルイヨウボタンの花を観に此処に来よう。
収穫したコシアブラの写真とか撮り忘れたものもあるし、翌日の食事の写真を追加。