ジエビネ
5月4日に森の蘭の確認とマップ作成のための探索を行ったのだが、データを整理して過去のデータと比較すると幾つか見落としがあるように思えて、9日に確認に行くことにした。これは森に入ると必ず迷い怖い思いをするのを防ぐため、目的の蘭に辿り着けないという悲劇を繰り返さないため。そして、新たな発見をするための基データにするため。
今回は5日後の観察ということなので、一応、おなじ蘭を確認しながら場合によっては進む方向を変えて歩いて行く。
ここから15分ほど森の中を歩いて・・・・、前回、見落としたキエビネを確認。
位置の確認のため、少し進んで付近のキエビネを確認した。去年も花は一つだけだった。
そうであればここから斜面を上がればあるはずのキエビネは・・・・
前回、開き始めのキエビネは綺麗に開ききっていた。
タカネエビネも満開。
手前にジエビネ、奥にキエビネとタカネエビネ。父、母、子のスリーショット、でも母は前述の大株の方だろう。とすると、このキエビネは娘ということ?
スマホの方が良く分かる。
周辺には花をつけていない株も多い。
この辺りはもう整理がついたので丘の上の方を歩いてみることにした。確か、以前にキエビネを見たことがあるような気がする。
エツキクロコップタケ 去年も見たが、今年は状態の良いものには出会えなかった。
この森では赤松はほとんど、見掛けないのだが・・・・
マツオウジ この苔むした木は赤松だったようだ。この森でも松枯れで赤松が枯死したのだろうか。。。
いつもと違う方向に進んだので自分の居る場所が分からなくなってしまった。まあ、いつものことなのでそれ程焦りはない。森の中を勘をつけて進む。その内、見覚えのある場所に出るだろう・・・・。30分ほど彷徨って、前回、見落としたジエビネを見つけることができた。
ここからすぐに作業用道路に出られるはずだったが、また30分ほど彷徨う。どうも同じところを回っているようだった。その証拠に自分で踏んで折った木の枝にまた出会う。下草や幼木が育ってしまい、道の分岐に気が付かないで通り越してしまうのだ。
ようやく・・・・
お祭りのようなエビネの花園 それを上から見ると・・・・
あとは行方不明のサルメンエビネと周辺のジエビネの捜索だ。
つづく。