週末がやって来た。この週は月、火は大阪に会議のため外出、水曜日に富士宮出張で朝の4時まで飲んでから東京へ移動して、
共同研究先との打ち合わせをした後、帰宅。金曜日は来客があり、何とも忙しかった。週末にはなったが体は動かない。
そんな時に限って晴天なのだ。GWには遠出をするため、ハードな活動は控えたいと思っていたが、でも何処かには行きたい。
考えて自宅から30分ほどの山に生えていた正体不明のタツナミソウ属を確認すること、それからその近くの梅林に出ているだろうウメハルシメジ
の様子見を課題にして出掛けることにした。
庭のオキナグサ
もう、それほど遠くないうちに種が飛び出すはず。
自宅を出たのは午後の2時。ちょっと遅かったかなとは思ったけれど、快晴の上に気温がどんどん上がっていたから愚図愚図してしまった。
山の中腹に車を停めて記憶に残る山道を登る。
ホトトギスの仲間
この山にはヤマジノホトトギスとセトウチホトトギスが住んでいるのだが、どっちかな・・・・
そして、問題のタツナミソウの仲間は間もなく見つかった。
今まで、タツナミソウらしき葉は沢山見ていたのだが、いつも花の時期を外していて同定できていなかったのだが、今回は花が咲いていた。
でも・・・・、何と小さな花なんだろう。10㎜あるかないかの花。
小さな花から雄蕊が2本だけ外に出ている。
今まで見たことのないタツナミソウ、図鑑でも見たことがない。
写真を撮り終えてから、あんまり観賞価値もないので更に登って行った。
ホウチャクソウ
この山にはホウチャクソウが群生している。
ホウチャクソウ
それ以外にはヒゴスミレとか桔梗の葉が見えていたが花は当然ながらまだ。そのまま頂上近くまで登って行くとオオルリの鳴き声がした。
姿は見えないが、この木のどこかに居るはず。
その後、別の道を通って車まで降りて行く。
ウラシマソウ
また、ホウチャクソウの群生
ウラシマソウ
この山にはウラシマソウが多い。他のテンナンショウの姿は見た記憶がないのに何故・・・・
道の脇にはオカタツナミソウらしきものが沢山。花を咲かせる時期にも来て見たいものだ。さて、一つ目の課題は、同定はできないものの
終えたので次の課題に取り掛かることにした。