アイタケ
トサオトギリを見た後、友人と待ち合わせの場所で落ち合い、見せて欲しいと去年から言われていた花の咲く場所に連れて行くことにしていた。予定の時間より少し早く着き、予定より少し早く到着していた友人を乗せて目的地に向けて走った。
2時間ほど後、小川の脇に車を停めて、蚊よけのスプレーを全身にかけてから、川沿いの薄暗い道を歩いた。状況が良ければタマゴタケが沢山出ている場所なのだが、数日前にかなり雨が降ったはずなのに・・・・、予想外の乾燥状態だ。目的の場所に着く前に沢山きのこに会えるだろうと思っていたのに、がっかりだ。何もない。
なんだ、これ。年金? あ、間違えた。粘菌?
勉強中
結局、大したものに出会うこともなく、目的の場所の近くに来てしまった。で・・・・友人に、ほら!といって指差した所には・・・・
シャクジョウソウ
友人は驚いている。珍しいらしい。僕にとっては毎年、見る不気味な花でしかないのだが・・・・・
でもね、見せたいのはここじゃないんだけど。
ほんの10mほど離れた場所が最近の群生している場所なんだよ。
友人は喜んで、写真撮影に没頭している。こっちは見飽きた風景なので数カットだけ撮影して・・・・
邪魔になるから、周辺を歩いてきのこを探していた。しばらくして、満足したのか群生地から出てきたので、そのまま、きのこを求めて一緒に山を散策した。
Russula sp. 多分、ドクベニタケ
枯れ木に・・・
乾燥していて、きのこは期待できそうもないな。この山は条件が揃ったら変わったイグチが沢山出て面白い場所なんだけど・・。
ミヤマウズラ
今年、花はつかないのかな・・・・
カラカラのミヤマベニイグチ
薄暗い場所を出て、笹が生えた辺りに・・・・
ノギラン
ノギランの季節のようだ。
もう少し、森の奥に入り込んでみよう。何か、出ているかもね。
つづく。