
いよいよ、田植えが始まる。通勤に使う道の両側の細い側溝には溢れるばかりの水が走っている。


水は田んぼに引き込まれて行く・・・。


のんびりと観ていたいところだが、仕事にいかなきゃいけない・・・。
会社に着くと柵の内側に中型のきのこが生えているのが見えた。まだ結構時間があるので周辺を観て廻った。


Russla sp.
よく観るベニタケ科のきのこと思ったが名前が出てこない。傘は薄いコゲチャ色、ヒダは白くやや密、柄は全般に白いがややコゲチャがかる・・。条線あり。図鑑も調べてみたが、やっぱり分らなかった。きのこらしい良い匂い。

コツブタケ
シイの木の樹下に幾つかが顔を出していた。ナイフで二つ割りにしてみたところ、特徴的なツブツブをみることができた。これもちょっときのこらしい良い匂いがした。

ムササビタケ
木の陰の芝生上に一本だけ出ていた。
その周囲には沢山のキツネタケ・・・




キツネタケ

まだそうめんになっていない、シロソウメンタケ?
いよいよ、テングタケ属が出だした・・・。

ツルタケ



テングツルタケ
次に観たのがヒメコガネツルタケ。図鑑にはいつもヒメコナカブリツルタケの隣に載っていて、コナカブリの方は山で良く見かけるのに、このヒメコガネツルタケは一度も観たことがなかった。一体、どういうところに出ているのだろうと思ったら、灯台下暗しだ。



ヒメコガネツルタケ
メタセコイアの木と杉が植えてある日陰の斜面に多く出ていた。ドングリは上の方からコロコロ落ちてきたのだろう・・・。
カメラをしまって仕事場に向かった。