CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

BARBARA いつ帰るの

2015年10月20日 08時28分09秒 | Barbara訳詩集

「帰ってくる」という言葉を信じて待ち続けたけれど、季節はどんどん移り変わって・・・。一体どれくらい待てばいいの? ねえ、いつ帰ってくるの?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さあ いくつの朝 いくつの夜
一人ぽっち 指折り数え
あなたのことば 繰り返しては
待ちわびて 耐えていた

これが最後の旅 春には帰る
春には君と 恋を語り
花咲き乱れる パリの街を
手に手をとって 歩こうねと

ねぇ いつ帰るの
ねぇ 帰るんでしょう
日々は流れる
目の前を
音も無く 過ぎ行く春 

・・・・・

そう春はもう ずっと向こうよ
石畳に 枯葉が舞い
秋のパリも とても素敵よ
でも いきなり私 わからなくなるの

ああ、難破してしまう 私の心
上に下に揺れて動いてさけて散って
あなたの顔 あなたの声
つきまとっては 苦しめるの

ねぇ いつか帰るの
ねぇ 教えてよ
日々は流れる
目の前を
叫んでも
振り向かない

・・・・・

あなただけを ひたすら愛して
あなただけに 命をかけて
もう終わりなら 言ってください
心の愛に 重いふたをして

私 顔を上げて 外に出るわ
こごえたからだ あたためたいの
このまま冬に 埋もれるなんて
操をたてて 枯葉果てるなんて

ねぇ いつ帰るの
ねぇ 待っているわ
過ぎ去った時間は
後姿
いくらよんでも
振り向かない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Barbara いつ帰るの? 訳詩: Bruxelles

 



最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。