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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

至誠に動いていれば、 助けてくれる人がいる

2019-11-11 06:40:44 | Weblog
日産自動車の創業者・鮎川義介は、
日立製作所や日産生命などをグループに持つ
日本の十五大財閥の1つである
日産コンツェルンを形成しました。

トヨタ自動卓の一歩先を走っていましたが、
大きなコンツェルンを持っていたことや
政界との関係が深かったためか、
戦犯容疑者として捕らえられ、
戦後の日産自動車のより大きな発展への
障害となってしいました。

ひょっとしたら、
それがなければ、トヨタ自動車より
はるかに大きなメーカーとして世界に君臨していたかもしれません。

しかし、
投獄は鮎川にとって、
それは大したことではなかったのかもしれません。

鮎川は、
自分の思うところを至誠でもって尽くした人生であり、
人の生き方としては、
トヨタ自動車の創業者の豊田喜一郎よりも
興味深いものだったのかもしれません。

鮎川は1880年に山口県に生まれています。
東京帝国大学を出て、
一職工として芝浦製作所に入ったり、
アメリカに渡って、
やはり一工場労働者として仕事を勉強しました。
帰国後、戸畑鋳物株式会社を起こし、
後に義弟の久原房之介の久原鉱業(後の日立製作所)を助け、
社長に就任し、日本産業(日産コンツェルン)を形成しました。

鮎川は、その後、
満州に進出することになりますが、
アメリカ資本やユダヤ人の力が必要であると考えました。

どうしてもアメリ力に行って話をつけたい鮎川は、
もうアメリカ行きは難しくなってきました。

そこでドイツに満州の大豆を売りに行って、
イギリス経由でアメリカに行ってやろうと考えました。
ドイツに行ってヒットラーに大豆を売り込んだが、
ヒットラーはいらないと次のように断った。

「今ドイツは戦備が第一だ。
大豆の見返りに機械を外に出す余裕はありません。
第一 にドイツはあなたも見ておわかりだろうが、
何でも日本より進んでいます。
しかし、ただ一つ絶対に日本にかなわない点があります」
それはち天皇制だ。
あれは一世一代ではできない。
うまくいっても五百年の時を要する。
これはどこの国でもマネのできない至宝だ。
日本民族は永遠にこれを守り続けることですね」

戦後、鮎川は戦犯容疑者となりましたが、
マッカーサーに次のような手紙を出しています。

「第一次世界戦争の終結を契機として、
将来、絶対平和の世界をつくりあげるための 一の方法は、
勝った国が敗けた国を裁判するのではなく、
勝った国が真っ先に軍備を全廃することである。
それには元帥自身が軍服をぬぐこと、
それから元師の置きみやげとして米国の極東軍事費として
マッカーサー道路網を思い切り整備しておくことである。
そうすればマッカーサーは日本の神様になるだろう」

内容の妥当性はともかくとして、
思ったら至誠を持った言動をとることです。

そうしているうちに
必ず道は開けていくことになるという鮎川の信念は、
彼をスケールの大きな人生を歩ませたといえます。

志を立てる

2019-11-08 06:10:58 | Weblog
私は十五歳のころ学問に志し、
三十歳でやっと一人立ちする自信を得て、
四十歳になってあれこれ迷わなくなり、
五十歳にな って天が自分に与えてくれた使命を知り、
六十歳で何を言われても腹を立てずに素直に聞けるようになった。
そして七十歳になって何をやっても道をはずすことがなくなった。
      by 孔子

これは
人の一生について語った有名な漢詩です。

孔子は40歳まではあれこれと悩んだということ。

約2500年も前の1()歳というのはだいぶ年齢がいっている。
しかも、20歳でやっと
「一人前として何をやっていくのか」
ということの自分への信頼を確立しています。

孔子は、
後に聖人とまで言われたほどの人ですが、
イメージと違って体は大きく、
若いころは貧しさから何でもやったらしい。
母親の素性もよくわからないという。
それでも力いっぱいに生きた。
失敗も、問違いも多くしたはずだ。

だかり孔子の教えの中核は、
過ちを認める人、
過ちを改める人こそが成長するというものです。

一方、自分の過ちを認めない人、
言い訳ばかりする人、
人の失敗ばかりを喜ぶような人は、
つまらない人となり、
成長できない人となります。

過ちや失敗を反省し、
改めていくことで、
人は成長していけるものだし、
本物となれるのです。
そして志を立てるのには遅いということはないのです。

孔子の一生もそうだったが、
10代後半、20代、30代というのは、
全力で自分のやるべきこと、
やりたいことに取り組まなくてはいけません。

すると、失敗や過ちは必ず起きます。
そこで次にどのように自分を変え、
成長させるかでその人の一生が決まるといいます。

過ち、失敗は大いにして、
それをどう乗り越え、
改善していくかにすべてはかかっているのです。

人生で大切なのは人として成長すること

2019-11-07 06:49:24 | Weblog
人がやれることなんか大したことではありません。
人生で大切なのは人として成長すること。

アインシユタインは20世紀を代表する物理学者です。
相対性理論というのは、
中身味はよくわからなくても、
ほとんどの人がその言葉を聞いたことがあるでしょう。

しかし、
アインシユタインに絶大な人気があるのは、
その人間性によってです。
彼の舌を出した写真は有名ですね。

天才であり、
子どもみたいな純粋な心と行動力を持ち、
私たちに親しみを感じさせてくれます。

しかし彼は
「私は天才ではありません。
ただ、人より長くひとつのこととつき合ってきただけです」
「私には、特殊な才能はありません。
ただ、熱狂的な好奇心があるだけです」
「私にはよいアイデアは浮かびますが、他の人もそうです。
ただ、私の場合、幸福だ ったのは、
そのアイデアが受け入れられたということです」
と言っています。

彼は 5歳までは、
ろくに話ができませんでした、
数学はできても、
苦手な科日もあって大学受験に失敗したり、
兵役検査にも不合格になっています。

アインシユタインは言います。
「挫折を経験したことがない者は、
何も新しい事に挑戦したことがないということとだ」
「自分自身に誠実でない人間は、
他人から重んじられる資格はない」
「困難の中に、機会がある」
「すぐれた科学者を生み出すのは知性だと人はいう。
彼らは間違っている。それは人格である」

アインシユタインの言葉はどれも重きがあります。
それはやはり、
その人生哲学が本物だからでしょう。

何よりも目指すべき、
本物をつくり出す人は、
徳のある人であるといってもいいでしょう。

つまり人は、
どうしても目先の実績とか、
仕事に対する現在の人の評価を気にするものですが、
本当に大切なのは、
その仕事を通して、
人格を磨いていくことだということ
人として成長することです。

だから大切なのは、
少々の失敗や目先の成果、利益に
一喜一憂することなく、
世の中や人に感謝しつつ、
何が起きても、
前へ進む人になるべきだということです。


よいことだと思えは何でもやってみる

2019-11-06 06:07:58 | Weblog
先日のラグビーワールドカップは
見事に南アフリカが優勝しました。

南アフリカのラグビーが強くなったのは、
昔からではありません。

ネルソン、マンデラが大統領として、
力を入れて応援したということが大きいようです。

マンデラは27年間も牢獄に入れられました。
白人の黒人差別に対する反対運動のリーダーとして目をつけられ、
白人政権によって犯罪者とされ、
壮年までのほとんどを牢獄で過ごしました。

それを耐える大変さを考えると想像を絶するほどだが、
マンデラの凄いところは、
解放されて、
大統領にかつがれても、
白人たちを憎むという行動に出なかったことです。

それよりも、
未来の南アフリ力をよくしていかなくてはならないと、
先のことを考えました。
そこで、それまで白人階級の人気スポーツだったラグビーに
黒人も参加させ、
白人と黒人が共に力を合わせていこうと提言しました。

黒人は過去を憎むのではなく、
白人と協力してよい国にしていかなくてはならない。
ラグビーを、
その象徴にしたいと考えたのです。

白人選手たちからも、
黒人側からも、
「そんなの無理だ」との声が上がりました。

しかし、
マンデラという人は、
よいことだと思えは何でもやってやろうとし、
不可能なことなんてないはずだと思っていたところが、
素晴らしいものです。


サポート力を身につける

2019-11-05 06:08:38 | Weblog
サポート力がつくほど、
人にサポートしてもらえるようになります。

例えば
正月恒例の箱根駅伝では、
走るランナーの側に必ずチームの監督やメンバーが
乗り込んだクルマが走っています。
常に声援を送り続けることが、
選手の孤独を和らげ、
苦しみに打ち勝つ強いモチベーションを維持する力になります。

「点」で応援するのではなく、
「線」で応援することです。

当事者と一緒にいてあげることが、
目標達戎を促す力になります。

それは物理的に一緒にいるという意味だけではなく、
気持ちを共有するということです。

これはスポーツだけではなく、
仕事や学習など、
人生のさまざまな場面に通じます。

「人」という字は、
誰かに支えられて人となることを意味していると、
よく言われます。
人が成長していくには、
どんな事においてもパートナーシップが大事だということは、
一つの真理です。

仕事でも家庭でも、
上手に伴走してあげることで、
あなたの大切な人の大きな力になります。
そして、
この伴走がもたらした相手の成果は、
あなたの人生の財産にもなります。

パートナーシップの大切さを知った人の多くは、
きつと何かの場面で、
あなたをサポートしてくれるからです。

視点を変えさせる

2019-11-01 06:05:49 | Weblog
相手と話をしていて、
愚痴、不平、不満ばかり言う場合があります。

愚痴や不平ばかり言い続けている人には、
吐き出させてあげるだけで、
その人の心が楽になります。
るとうメリットもあるのだが、
コーチングではやはり行動に結びつけなければならない。

そこで、
視点を変えさせる必要があります。

このような質問をします。
いまの状況は最悪なんですよね」と言われたら、
「なるほどね」という話になり、
「じゃあどういうものが最悪なの?
自分としてはどういうことがいちばん引っかかっているの?」
と掘り下げるが、
その先の視点を変えさせるのです。

「最悪のなかでも何か一筋の光はないの?」
「最悪というのをチャレンジと考えてみて、
何かできることないかな?」

こうして視点を変えることで、
話の方向性も変えるのです。