コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

EQの低い人とは

2019-08-28 06:41:20 | Weblog
昨日は
EQの高い人について話しましたが
反対に
EQの低い人はどうだろう。

たとえば、
電車の中で、
人の迷惑を顧みず、
携帯電話で話す人、
それを注意はするのはするのですが、
声を荒げて「やかましい!静かにしろ!」と怒鳴る人など、
枚挙にいとまがありません。

近年、
うつ病などで休職したり、
最悪の場合は、
自死にまで追い込まれる人たちがいます
そういった人は、
まじめで、凡帳面で、頑張る人が多いと言われていますのは、
高学歴で、エリートコースを歩んできた人たちが多いことです。

彼らはその学歴から判断して
IQは高いといえるでしょう。
しかし残念なことに、
自分の感情をうまく調整できずに、
苦しみ続けています。
IQは発達しているが、
EQの開発をおろそかにした人たちであると考えられます。
実際に会ってみると、
きちんとしたマナーが身についていてにもかかわらず
「自分は落伍者だ」とか
第一印象も悪くありません。
「自分は家族の期待に応えられない人間だ」
などさまざまな苦しみを抱えています。

悩んだり、
苦しんだりすることは人問の成長に欠かせないものですが、
EQが低い人は、
悩みや苦しみをうまく利用して、
人間的成長を果たすことができません。
EQは対人関係をよくすることにとどまらず、
人生を幸福に生きるための必須の知能なのです。

電車の中で携帯電話をかける、
それに対して怒鳴る、
挫折から立ち直れない、
このような人に共通していることは、
自分の感情をコントロールできないことです。

このコントロールとは、
目標に向かって正しく進むということを意味するものです。
コーチングでは、
コーチのEQが低いと、
相手の気持ちが理解できないことは当然ですが、
電車の中で怒鳴る人のように、
相手の言葉に過敏に反応しすぎて弊害が生じることがあります。
コーチはどのような状況になろうとも、
温かみがあり、
冷静であることが要求されるのです。