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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

言葉の内容ではなく「どこに立っているか」を聴く

2017-04-21 06:36:05 | Weblog
普通会話というのは
相手の話の内容を聴いています。

相手が「イヤだ」と言えば、
「イヤだ」というその言葉の意味内容から、
その人を判断します。

しかしそれでは、
その人の話を本当に聴いたことにはなりません。
言葉の意味ではなく、
その人のあり方を聴かなければならないのです。

「イヤだ」という言葉を受けとった場合には、
相手が自分を否定するために言っているのか、
自分を守るために言っているのか、
実はイヤではないのだが、
たまたま怒りが出てきて言わざるをえない気持ちになっているのか
を「聴く」必要があります。

それによって、
相手への対応が変わってきます。

研修会での質問でも、
私を困らせようとして質問してくるケース、
自分を主張しようとして質問してくるケース、
目立ちたいために質問してくるケース、
理解できないために質問してくるケース
などいろいろあります。

そこで、
質問してくる人の「あり方」を聴いて、
その質問に答えるときもあるし、
答えない場合もあります。

質問してくる人が理解できていないようなら、
すぐに答えを言わず、
自分で探るようにさせ、
相手に発見してもらうことで身につけさせます。

目立ちたいために質問してきた人には、
会話の中でみんなの役に立つような情報を提供し、
その人の質問のおかげで
この情報が生まれてきたのだと承認することで、
質問者に満足してもらいます。

わたしを困らせようと考えて質問してくる人には、
戦う場合も、
やり過ごす場合も、あ
えて質問にていねいに答えて
議論を深める場合もあります。

相手がどこに立っているか、
どの方向を見ているかをつかめば、
それに応じた対応ができるのです。

ところが多くの人は、
相手がどういう状態にあるかを
「聴けない」のが実際のところです。
だから、
問題がこじれていくのです。


唯一無二の存在になる

2017-04-19 06:14:06 | Weblog
世界中のどの国も
自分を大切にしていますので
経済が近い将来、
大きく破綻するのではないかという懸念があります。

この破綻が現実のものになれば、
今とは比較にならないくらい、
ひどい状況に陥るでしょう。

しかし
「日本経済が大規模に破綻しても大丈夫」
という人生を送りたいと思っています。

「日本は破綻しない」のではなく、
「破綻しても大丈夫」という考え方です。

大切なのは、
その時代、
その状況を「生き抜く」ことです。

ピーター・フランクルは、
生きる意味について、
こんなふうに説明しています。

ここで必要なのは、
生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。
わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、
むしろひたすら、
生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、
ということを学び、絶望している人間に伝えねはならない」

生きることから
得られるものを期待するのではなく、
自分が生きることで、
いったい社会が、
そして世界が、
何を期待しているのか。
困難な状況で自分が生き長らえるとしたら、
それは自分に何かが求められているからにほかなりません。
自分はその期待に応えるために、
精一杯生きようとするでしょう。

人は、
誰一人例外なく、
この世界から何かを期待されています、
唯一無二の存在です。

このことに気づき、
その期待に応えようとすることが、
尊厳を待った生き方につながるのです。

できない理由を考えない

2017-04-18 06:35:00 | Weblog
以前私の拙著のアンケートに
2人の大学生からこんなものがありました。

A君の感想は
「面白かったけど、僕は学生なので、自分ではできそうにないです」

B君の感想は
「面白かったです。僕は学生ですが、こんなふうに応用してみようと思います」

2人とも大学生です。
そしてA君は「できない理由」として、
学生という言葉を使いました。
まだ学生だから関係ない、
学生だからそんなことはできない、
といった感じです。

一方B君は「できる理由」を語っています。
自分はまだ学生だけど、
こうすれば応用できる。
学生だけど大いに関係がありそうだ、といった感じです。

このように、なにか問題にぶつかったとき、
人のとる行動は次の2つに分けられます。


「できない理由を考え言い訳をする

「できる理由を考え、工夫をする」

たとえば、
私は今まで何度もコーチングの重要性に言及しています。
コミュニケーションにはコーチングが必要です

それを読んだとき、
「でも仕事が忙しいし、時間もないし、自分には無理だ」
と言い訳が先に出てくる人は黄色信号です。

言い訳が先に出るということは、
動く前から自分にストップをかけること、
つまり行動力がゼロになることを意味します。

時間がないから、
忙しいから、
会社員だから、
給料が安いから、
上司がダメだから、
学歴がないから、
景気が悪いから
トランプさんが大統領になったから等々。

普段のあなたがどれだけの言い訳を口にしているか、
チェックしてみましょう。
人は言い訳を口にするだけ、
マイナスの複利がかかっていきます。

そして「できる理由を考える」という
ブラスの思考ぐせをつけていきましょう。

3分間の自分時間

2017-04-17 06:16:29 | Weblog
眠る直前まで、
インターネットでネットサーフィンや
スマホばかりをいじっていないですよね。

このような悪習慣は、
自分の生命エネルギーを枯渇させてしまいます。

現代人は、ザワザワした環境に慣れきっています。
朝起きるとすぐにテレビをつけるし、
出勤途中には、
人間関係の不満にフォーカスしてイライラする。
仕事場では慌ただしく過ごし、
やっと帰宅したのに、またテレビをつけて
殺人事件のニュースを見て殺伐とした気分になる・・・
これは、まったく間違った悪習慣と思いませんか?

昼間には活動神経である交感神経が優位に働きますが、
夜間にはメンテナンス神経である副交感神経が働きます。

寝る前は、
これら2つの神経部隊の入れ替えがおこなわれ、
リラックスした状態になっているのが本来あるべき姿です。
そこで今日一日の自分と向き合い、
静かにそしてゆるやかに交感神経のスイッチを切って睡眠に入れば、
明日も全力で頑張れます。

ところが、
パソコンやテレビの映像や音は、
交感神経をかえって刺激してスイッチを切らせてくれず、
リラックスができないのです。

寝る前にゆったりとした気持ちで
自分と向き合う習慣を持ちましょう。

眠りにつく前の「3分間瞑想」には、
残りの24時間57分を
ガラッと変えてしまうパワーとエネルギーがあります。

眠る前の3分に、
自分時間をもちましょう。

ワクワクした気持ちで仕事をする

2017-04-14 06:14:35 | Weblog
資本主義というのは
いろいろ問題がありますが
人類が生み出した素晴らしいシステムです。

お金というのは、
素晴らしい経済システムです。

お金は、
「ありがとう」という思いの代わりに、
人から人へ渡っていきます。

「美味しいご飯を食べさせてくれてありがとう」
「ひどい肩こりを治してくれてありがとう」

このように、
自分の仕事に対して、
いっぱい感謝されている人には、
たくさんお金が入ってきます。

お金は、仕事に対する感謝状なのです。

「いまの私の仕事に、感謝してくれる人は少ないな・・・」
もしこう感じるなら、
本当に自分が「得意なこと」を仕事にできていないのです。
得意なこととは、
休みの日でもやりたくなるようなこと。
考えただけで「ワクワク」することです。

逆に、
どんな仕事でもワクワクした気持ちで取り組めば、
新たな発見と感謝で、
得意なものになっていくとも言えます。

自分の仕事を惰性で流さずに、
毎日ワクワク感を持って仕事に取り組む習慣をもてば、
スキルを高め、
つくり出すものに感謝する
人が増えて、
収入はどんどん増えていくはずです。

「働く」という言葉は
「傍を楽にする」という意味をもっています。

いまこそ、
そこに立ち返って、
じっくりと自分の仕事の「根っこ」に向き合いましょう。