心に栄養を与える

昔、ある方からこんなことを言われました。

体を健康に保つには、
「運動」「水」「酸素」「食事」などが必要です。
しかし、

「自分の心には、どのような栄養を与えていますか？」

ほとんどの人は、
心には「何もしていない」と答えるでしょう。
しかし、心の栄養は、とても大切です。

たとえば
「好きな食べ物を食べたり」
「音楽を聴いたり」
「温泉にいったり」
と考えるだけでも楽しくなってきますね。

心の栄養とは自分の好きなこと、
自分がしたいと思っている欲求を、
素直に受けとめてあげることです。

眠たいときに睡眠をとる、
お腹がすいているときに何かを食べるように、
心が栄養をつけるために求めている欲求なのです。

素直に欲求に耳を傾けてあげることがとても大切です。

ただ、
日々の生活の中で、
これらの欲求に
耳を傾けているのはとても難しいことかもしれません。

ですから、
日頃から「やらなくてはいけないこと」
「やらなくてもよいこと」を明確にして、
日々の中で「それって本当に必要なの？」
と自答してみることです。

そして、
思い切って「やめる」という選択が
実はとても大切なことなのです。