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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

その一言がLose-Loseを招くこともある

2015-02-18 05:50:57 | Weblog
まずはみなさんよくご存じですが
「7つの習慣」の第4の習慣から「Win-Win」を復習します。

1.Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ。
 それぞれの当事者が欲しい結果を得ること
2.Win-Lose:自分が勝ち、相手は負ける。
 相手をとにかく蹴落とせばよいということ
3.Lose-Win:自分が負けて相手が勝つ。
 相手が幸せになるならば、自分は常に犠牲になっても、
 踏み台でかまわないということ
4.Lose-Lose:相手が負けて自分も負ける。
 相手に勝たせるくらいなら足を引っ張って
 共倒れしたほうがマシということ

さて、
日常生活で次のような事例はないでしょうか?

上司:いい加減にしてよね。この書類曲がっているわよ!
部下:(心の中で)なんでそんな言われ方をされないといけないの、
後ろの方なら多少曲がっていたって構わないでしょ。
上司:昨日も言ったでしょう!きちんとやる気があるの!
部下:(心の中で)うるさいなあ。俺はどうせバカだからね。

上司は、きちんとした書類を作りたいと思い注意をしました。
しかし、この日は朝から忙しくて、
気持ちも余裕がありませんでした。

この例は、
Lose-Loseに陥ってしまった例です。
「いい加減にしてよね」と言う一言が気になりますが、
これくらいの言い方はしてしまいますよね。

そして上司は、
私の何がいけなかったかと悩み、
自己憐憫に陥ったり、
自信を失ったりします。

そこで、
このような状態にならない方法として、
「お互いにWin-Winを考える習慣」を身につけたいものです。
言い換えると
「相手のWin(求めていること)は何かな?」
を常に考えるということです。

上司は「どのような声かけをしたら部下はわかってくれるかな?」を考え、
部下には「なぜ上司はこんなことを言うのかな?」という背景を考える
という習慣を身につけることです。
このWin-Winの人間関係を作るには一朝一夕にできません。
ですから、なおさらお互いを大切にしたいと思います。
組織経営の目標はWin-Winを作ることです。


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