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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

サッカーは「コーチ」野球は「マネージャー」

2018-08-10 07:41:55 | Weblog
サッカーの監督は「コーチ」で、
野球の監督は「マネージャー」に近いと言えます。

ピーター・ドラッカー氏は、
「これからの企業は、
強いサッカーチームのような組織をつくらなくてはならない」
と語っています。

なぜ企業がサッカーチームなのでしょう。

どちらかというと
サッカーチーム型の組織は、
指示命令型のコミュニケーションを見直し、
選手の力を引き出すコミュニケーションが
重視されています。

しかし、
野球では「マネージャー」です。
マネージャーの名詞である「マネジメント」を辞書で引くと、
最初に出てくるのが「経営」であり「管理」です。
野球における監督は、
選手と同じユニフォームを着て、
ベンチに座って指示を送ります。
選手は監督のサインで動き、
送りバントをしたり、
盗塁をしたり、
相手の強打者を敬遠したりと、
さまざまな策を講じます。

つまり、
選手を意のままに操るのが監督(マネージャー)です。

もちろん野球でも選手が自分の判断で動くことはありますが、
競技の特性として、
指導者の管理下のもとで行動する要素が大きいわけです。

これをサッカーと比べてみると、
違いは明らかです。
サッカーの監督も選手と同じようにグラウンドに出ていますが、
スーツなどを着て選手とは一線を画しています。

サッカーは試合でも選手に指示を出しますが、
野球のように選手一人ひとりにサインを送り、
次の行動を指示したりはしません。

指示を出すのは大きな流れについてであり、
ゲームにおける個別の判断は、
選手に委ねられています。
ひとたびゲームが始まれば、
いちいち監督の顔をうかがう余裕はありません。

戦局を自分で読み、
その瞬間ごとに自分で判断をして動かなくてはなりません。

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