コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

目標設定は成功体験をつくること

2015-03-09 06:17:14 | Weblog
シンクロナイズドスイミング日本代表コーチの
井村雅代さんは「1㎜の努力」の大切さを語っています

今、例えば40センチしか飛べない時に、
明日100センチ飛べるかというと
急にハードルが高いところはさすがに飛べませんね。
だけど毎日1ミリづつ目標を伸ばしてあげて、
その日の1ミリトレーニングが達成したら、
必ずや目標のハードルに到達できますね。

結局、
大きな目標も小さな目標に砕いて、
毎日続けていくことで、
大きな目標も達成できるという意味です。

この小さな目標を続けていくことは他にも意味があります。
小さな目標は成功体験を味わうことができます。
この成功体験が今後の見通しにつながっていきます。
そして、人は見通しがも挫折するのです。
「こんなことをしていて、何かの役に立つのだろうか?」
「この仕事を続けていって、将来どうなるのだろうか?」
「本当に自分自身が納得できる人生を生きていけるのか?」
ときどきこうした不安に襲われます。
それを打ち消してくれるのが将来への期待です。
繰り返しますが、
見通しは成功体験の多い人ほどもちやすいものです。
成果に結びついた経験を積んでいるからです。
逆に成力体験が少ないと
目の前にぶら下がっている快適感情だけを求めやすくなります。

人は見通しがもてなくなると、
苦痛感情に襲われます。
「あ~あ、やっぱりいくら努力してもだめだよな」
と自分で自分を信じられなくなってしまうのです。
誰も報われない努力をしたいとは思いません。
これが活力のなさや漠然とした不安感につながるのです。

ですから、
目標設定には、
まず成功が可能な小さな目標をたくさんつくること、
すなわち「1㎜の努力」に焦点化すること必要です。

たとえば「今日は何が精一杯できるか?」だけに
集中してみるのはどうでしょうか?

今日やることもできずして、
明日や明後日に期待をもつことなどできません。

これを繰り返していくことが、
小さな成功体験の日々を送るということです。
成功体験は「楽しさ」へとつながっていきます。
「楽しさ」を味わっていると
「苦労して続けている」という意識がだんだんと薄れていきます。
毎日楽しいので頑張っていたら、
3日、1週問、 2週間、3週間、1ヶ月・・と過ぎていき、
気がついたら3年の月日がたっていた。
こんな感じで実現していくのです。