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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

「ホウ・レン・ソウ」を強要する上司

2014-03-12 06:50:09 | Weblog
「ホウ・レン・ソウ」(報告・連絡・相談)は、
組織の中でとても大切な考え方です。

部下にとっては必須な資質であることは間違いありません。

上司にとっても
情報共有がうまくできずに
苦い思いをしている人は少なくありません。

そこで事務所に大きな文字で
「ホウ・レン・ソウ」と書いて
強要している上司が結構いるようです。

そのような上司は
「ホウ・レン・ソウ」と掲示することで
「俺には問題はない!」
「報告しない部下が悪い」
「俺はちゃんと聞く耳を持っているんだ」
と言わんばかりである。

私はそういう上司を見ると幻滅してしまう。
「ホウ・レン・ソウ」をしなさいと強要するだけでそれができるのであれば
最初から問題のない組織です。

つまるところ
「ホウ・レン・ソウ」ができていないから
そのように言い続けるのです。

元来
部下は報告したがっているし
相談したがっているはずです。

組織として同じ目標に向かって
同じ目線で動いているのであれば
自然と「ホウ・レン・ソウ」は行われるものです。

もっと言うなら
「ホウ・レン・ソウ」をしたくない上司の資質に問題が多いと思います。
「ホウ・レン・ソウ」を強要している上司は
自分はコミュニケーションができませんと暴露しているようなものです。
いつも部下の話には耳を傾けず
指示命令ばかりしてる上司であれば
いくら強要しても
形の上の「ホウ・レン・ソウ」でしかなりません。

ですから
日ごろから
声をかける
責任を与える
承認する
成果をねぎらう・・・
そんな上司ならば
組織は円滑に回っているはずです。

さあ「ホウ・レン・ソウ」の看板を外しましょう。
そして部下のもとに降りてみましょう。