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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

もうひとつのタイムラグ

2013-10-23 06:46:09 | Weblog
「実力」と「評価」の間にも「タイムラグ」があります

多くの人は、
「こんなに頑張っているのに、なんで上司は認めてくれないのだろう」とか、
「自分の実力をもっとみんな評価してくれてもいいはずだ」
といった不満を抱きながら、
仕事に取り組んでいます。

なかには、「頑張っても認めてもらえないのならもういいや」
と仕事を投げてしまいたくなっている人もいます。

しかし、それは当たり前です。

「努力」と「成果」の間にタイムラグが存在するのと同じで、
「実力」と「評価」の間にもタイムラグが存在するがらです。

努力を重ねて実力をつけて、
成果が出始めたばかりの時点では、
まだ周囲から評価されることはありません。

成果をコンスタントに出せるようになって、
ようやく一部の人が自分の実力に気づいてくれます。

そしてさらに成果を出すことで、
社会的地位が上がり、
やっと多くの人に認めてもらえるようになるのです。

例えば、
ノーベル文学賞にもっとも近いと言われている
作家の村上春樹さんも、
デビュー当時から相当の実力があったはずです。

けれども当時は「たくさんいる若手作家の一人」といった程度の扱いでした。

そんななかでコンスタントに作品を発表し、
文学的な評価を受け、
ファンを増やすうちに、
世界的な作家として認められるようになりました。

そう考えると、
自分としてはどんなに頑張っていたとしても、
周囲から評価を得られるのはずっと後。

簡単に認めてもらえないのは「当たり前」です。

今すぐ他者からの評価を求めるよりも、
もう少しどっしり長簸的に構えて、
さらに実力をつけることに力を注ぐのが大切です。