経堂めぐみ教会

日曜礼拝のメッセージ動画です。

4月18日礼拝

2021-04-19 14:02:53 | 礼拝
ルカの福音書24章36~53節 「復活の証人」

 復活の日の夜、弟子たちは恐れて身を寄せ合いながら集まっていました。彼らはこの日起こった出来事を互いに話し合っていました。(36)その時、再び復活の主が弟子たちの真ん中に立たれたのです。そして (36)「平安があなたがたにあるように」と言われたのです。弟子たちはどんなに驚いたことでしょうか。イエス様は震え上がっている弟子たちを見て、(38~39)「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを抱くのですか。わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。幽霊なら肉や骨はありません。見て分かるように、わたしにはあります。」と言われました。イエス様はご自身が確かによみがえらえたことを弟子たちに示すために、十字架の傷痕が残る手足をお見せになり、さわってみなさいと言われたのです。弟子たちは非常に喜びましたが、一方まだ信じられず、不思議な感じでした。それでイエス様は、「ここに何か食べ物がありますか」と言われたので、焼き魚を一切れ差し出すと、それを取って彼らの前で召し上がりました。そのことによって、幽霊などではなく、彼らの錯覚でも夢でもなく、ちゃんと肉体をもって復活したことを示そうとされたのです。

 続いてイエス様は、聖書の約束のことばを弟子たちに語られます。 (45)「イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて」とあるように、弟子たちの心を開いて言われました。キリストが十字架に掛かり、三日目に墓からよみがえられたことはすでに実現しました。それによって、罪の赦しの悔い改めがすべての人々に宣べ伝えられます。そして(48)「あなたがたは、これらのことの証人となる」と言われました。しかし主は続けて (49)「見よ。わたしは、わたしの父が約束されたものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」と言われたのです。すぐに宣教を始めるのではなく、エルサレムにとどまって、父が約束された聖霊が下るのを待つように命じられました。なぜなら、聖霊を受ける時に、キリストの証人となるからです。

 復活の日の夜の出来事から、すでに40日が過ぎていました。イエスは11弟子を連れて、オリーブ山の山裾にあるベタニアに来られました。そこで、イエスは手を上げて彼らを祝福されました。祝福しながら彼らから離れて行き、天に上げられました。 (52)弟子たちは非常な喜びを抱いてエルサレムに帰っていきました。彼らの心に満ちていたのは、もはや恐れや疑いではなく、(52)「大きな喜び」でした。そのため、彼らは(53)「いつも宮にいて神をほめたたえていました。」そして、召天から10日後に、弟子たちはいよいよ上より聖霊の力受けて、イエスが語られた通りに、弟子たちは「これらのことの証人となり」、このイエスお一人が救い主であることを宣べ伝えていきます。イエス様はよみがえられ、この40日間何度も何度も弟子たちにご自身を現されました。これまで見てきたように、復活の主は最初にマグダラのマリアをはじめ、墓に来た女性の弟子たちにご自身を現されました。また、エマオ途上の弟子たちに現され、聖書を説き明かされました。そして今回、部屋に閉じこもっている弟子たちにご自身を現されたのです。彼らは大きな喜びとともにエルサレムに帰り、いつも宮にいて神をほめたたえました。主はよみがえり今も生きておられます。あなたの心にも疑いや恐れがあるかもしれません。しかし、復活の主は「平安があるように」とよみがえりの体を示して、私たちが信じることができるようにし、上よりの力をもって復活の証人としてくださるのです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月11日礼拝 | トップ | 4月25日礼拝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

礼拝」カテゴリの最新記事