サッポロで走ってる

札幌と近郊のマラソン大会に参加してます。マラソン完走記以外にも旅行記など気の向くままに書き続けています。

オーストラリア旅行3

2012-05-03 | 旅行記
4/24(火)
3:00起床 外は真っ暗。

今日は盛りだくさんだ。
熱気球 → バンジー → 射撃 → パロネラパーク 4つを予約している。

まずは熱気球。
バスとの待ち合わせは朝4時。
旅の疲れが溜まっているが、何とか起きる。
近くのコンビニに行って朝食用にラップサンドを購入する。
このラップサンドはうまかった。

4時に送迎バスが来たので乗り込む。
バスは他のホテルにも寄って次々と乗客を回収していく。
思ったより人数が多いな。

1時間ぐらいで到着。
あたりは真っ暗で肌寒い。そして、朝もやが濃い。
どうやら牧場のようだ。
少し離れたところで気球の準備をしている。
気球に暖かい空気が入り、立ち上がってくると、その大きさに驚く。

準備が出来たところでバスケット(20人乗り)に乗り込む。
半分は中国人で、残り半分は日本人カップルが多い。

フライト開始。
静かに地面から離れていく。
上昇して朝もやの上に出る。
あたり一面は白く覆われていて幻想的だ。
少しずつ明るくなってきた。
太陽が昇り始めてくる。
熱気球に乗って、ご来光を拝む。
とってもすがすがしい。

フライトを50分ぐらい楽しんだところで着地した。
出発地点からかなり離れたところまでフライトしたようだ。
バスケットに乗って景色を眺めているだけだが、なかなか見ることの出来ない景色を堪能できた。
ただ、朝早いのと上空で寒いのが難点だが、十分満足できた。

最後はバスでケアンズまで送ってくれる。
途中、中国人観光客がバスの中で吐いていた。
すがすがしい気分が台無しだが、しょうがない。

バスはケアンズの通勤ラッシュに巻き込まれるが、
8時30分にホテルに戻ることが出来た。


ホテルで軽食とコーヒーを頂く。

次は9時にバンジーの送迎バスが迎えに来る。


10分遅れてバスがやってきた。
運転手は軽いノリの青年だ。
既に2人先客がいたが、外国人だ。
どうやら日本人は自分達だけらしい。
今まではなんだかんだ言って、日本語が通じたりしたものだが、バスの中は完全に英話だ。

よくしゃべるイケメン好青年もいる。
全部英語なのでほぼわからない。
ただ、「チキンなやつは飛べないぜ」といっているような気がした。
バスの中で誓約書を書かされる。
怪我したり何かあっても文句言いませんと言う内容だったかな。

そうこうしている内にバンジータワーのある場所に到着した。
乗客全員が受付をする。
受付の際に写真やビデオ撮影のオプションを勧めてくるので、ビデオ撮影を申し込んだ。

次に体重を計るようで、皆体重計に乗っている。
体重を量ると左手にマジックで体重が書かれる。
受付カードを渡されて受付は終了。
この間全て英語なので、雰囲気で済ませる。

先に受付を済ませた人達がなかなかタワーに上らない。
準備がまだなのか、ビビっているのか。
こっちは午後の予定もあるので、のんびり待っていられない。
係員に上に登っていいのかと聞くと、OKと言うではないか。

早速、バンジータワーを上る。
高さは45mぐらいと聞いている。
鉄パイプと板で組み立てられた階段をどんどん上っていく。
最上階につくと眺めはいい。
下を見ると思ったより高い。

躊躇している暇もなく、固定具の取り付けが始まった。
足首に毛布のようなものを巻き、その上から固定具を取り付けていく。
固定している最中に、飛び降りたら下の池の水面をタッチしてこいなんてことを言っている。
マジかよ。
話を聞いているうちに、あっという間に両足は固定されてた。
手馴れたもんだ。

そしたらすぐに板の先端に行けと言うではないか。
両足が固定されているので、ひょこひょこ進む。
柵を越えて、板の先端に立つと一気に恐怖が来た。
まだ後ろの柵はつかまっていられる。
肩を叩かれて、左の小屋を見ろというので小屋を見ると写真を撮っている。
バッチリ笑顔とガッツポーズを決める。
写真を撮り終わったらすぐに、柵から手を離すように言われた。

板の先端に両手を横に広げて立っている。

すぐにカウントダウンが始まった。

5
4
3
2
1
GO!と言う掛け声とともに腰を軽く押された。



そのまま、空中にダイブ。
どんどん落下してく。
ただ落ちているだけ。
時間にして2秒ぐらいだろうか。
とても長く感じた。

途中から脚がゴムで引っ張られてくる感覚が伝わってくる。
正直助かったと思う。
けど、なかなか落下が止まらない。
水面が迫ってくる。
水面まで2mぐらいのところでゴムの力で引き戻された。
とりあえず落下はまぬがれたと思ったら、ずいぶん高く引き上げられる。

飛び込み台の下まで引き戻された。
そのまま2回目の落下。
1回落下しているので、多少気持ちに余裕がある。
ガッツポーズしながら、ヒューと歓声を上げる。
その後何度かビョンビョンした後、ボートに降りて金具を外してもらいバンジーは終了。

ボートから降ろしてもらい、立ち上がると足がガクガクと震えている。
一発目のダイブの恐怖に対して体が素直に反応しているのだろうか。
気持ちは終ってほっとしているのだが、体に余韻が残っていた。


自分のダイブを見て他の人達もタワーに上り始めた。
自分もタワーの上にめがねを置いてきたので、取りにもう一度上る。

上につくと若いお姉ちゃんが跳ぶ準備をしてる。
見ていてすごく躊躇しているのがわかる。
イケメンの好青年がどうやら3番手のようだ。
バスの中での陽気な感じは無くなり、怖気づいているようだ。
「バンジーはどうだった」と聞いてきたので、「楽しかった」と答えると
あきれたような顔をされた。

なんだかんだ言って残りの人達もビビりながら全員飛び降りていた。



バンジーだけの人はここでバスに乗って待ちに帰るのだが、
今回はミンジンスイングにも申し込みしている。
ミンジンは背中で吊り下げられて、45mの高さからスイングするアトラクションだ。


ミンジンの場所に移動し、固定具を取り付けられる。
ワイヤーで吊るされ、説明を受ける。
このランプが赤のままではなにもするな、青になったらこのひもを引け、それだけだ。
自分でひもを引いてスイング開始と言うわけだ。

説明が終ると後ろに引き上げられていく。
高さはバンジーのタワーと同じぐらいだろうか。
思ったより高いぜ。
宙吊りのままランプが赤から青にかわるのを待つ。

ランプが青になった。
躊躇せずひもを一気に引く。
一瞬ふわっとした感じで下に落下する。
その後振り子のように地面に向かっていく。



地面近くになったら上昇し始め、何度か振られて終了。

バンジーから比べると恐怖レベルはそうでもないが、
ひもを引いて一瞬ふわっとする感覚はやはり怖い。


無事バンジーとミンジンをクリアした。


さて、ケアンズの町に戻りたいが、送迎バスの時間が決まっているようだ。
バンジーの後すぐにバスに乗れば10:30のバスに乗れたが、
ミンジンにも挑戦したので、12:30までバスを待たなくてはならない。
昼前には戻るつもりだったので、次に予約している射撃の時間に間に合わない・・・
なんてこった。
どうする。
とりあえず射撃を申し込んだツアー会社の電話番号はわかる。
バンジーの受付に行って、電話を借りたいと言うと快く電話を貸してくれた。
射撃を申し込んだツアー会社に戻りが遅くなり予定の時間に間に合わなさそうだと言うことをまずは伝え、
開始時間を遅らせることが出来るか聞いた。
とりあえず調べるので、再度10分後に電話してくれと言うことだ。
また受付で電話を借りて射撃の予定変更が出来たか確認すると、OKだった。
ありがたい。

とりあえず12:30のバスまでのんびり待つことにした。
その間にバンジーに再挑戦するお姉ちゃんや、東南アジア系の3人組のダイブを見学する。
叫び声をあげながらダイブしている奴がいた。

ようやく12:30になり、バス乗り場に移動するが、運転手が来ない。
待てども来ない。
受付に戻りバスの時間じゃないのかと聞くと、受付の娘は運転手が見当たらないというではないか。
・・・自由だな。
ようやく運転手が奥からヒョコッと出てきてバスが出発した。

自分が日本人なので時間にうるさくて、海外は時間にアバウトなのかなと思ってしまった。




ケアンズのホテルに戻り、少し落ち着いたところで、射撃の送迎が来た。
日本人ガイドがいるので気兼ねなく話せる。
ケアンズ駅を越えた所に射撃場があるので車で10分ぐらいで着いてしまった。

射撃場の中に入り、早速説明を受ける。
準備が出来たら射撃場の中に入る。

妻が先に挑戦する。
実際に弾の入っていない銃を持ち、狙いを定めたり、引き金を引く練習をする。
練習が終るとすぐに弾を詰めてもらえる。

まずは22口径のピストルで撃つ。
引き金を引くと軽い衝撃とともに弾が発射される。
何発か撃って終了。
的を近くに寄せて、結果の説明を受ける。
次に9mmセミオートピストルで撃つ。
思ったより衝撃があり、妻はビックリしていた。 
撃ち終わったら同じように、的を近くに寄せて説明を受けて妻の射撃は終了。

次は自分の番だ。
妻と同じく22口径ピストルと9mmピストルを撃つ。
プラス自分は44マグナム・リボルバーも追加している。
こいつは結構重い。
両手でもっても狙いを定めるのが一苦労だ。
引き金を引くと結構な衝撃がくる。
後ろによろけてしまった。
気を取り直して残りの弾を撃ち込む。
結構な手ごたえだ。

鉄の塊なので当たり前かもしれないが、銃は思ったよりも重たかった。
でも引き金は軽く、簡単に弾を撃つことが出来た。
・・・これはおもちゃではないな。

手軽に出来た割には満足度が高かった。




今日の最後はパロネラパークツアー。
天空の城ラピュタのモデルになったと噂されているお城の見学だ。

先に夕食なのでイタリアンビュッフェを食べる。
うまいのでついつい食べ過ぎた。

夕食を食べ、バスで移動すること20分ぐらいでパロネラパークに到着。
既に日が暮れてあたりは真っ暗。
散策コースは暗くて足元が見えない。
ツアー参加者一人一人に小さいライトを渡される。
このライトで足元を照らすということらしい。

ガイドの後をついて行き、パーク内の建物の説明を受ける。
パロネラパーク内は建物のみライトアップされている。
途中でたくさんの蛍を見かける。
辺りが暗いので光ながら飛んでいるのがよくわかる。

パーク内の建物や滝の説明が終った後、広場に集まる。
全員の手持ちのライトを消す。
あたりは一面真っ暗だ。
ガイドの合図とともに空を見上げると、星の数に圧倒される。
南十字星や天の川など一通りの説明を受ける。
晴れていて、かつ三日月だったので多くの星を見ることが出来た。

いいものを見れた。





こうしてツアーを4発詰め込んだケアンズの3日目が終った。

明日はハミルトン島に移動だ。