用事で米子へ行ったついでに、境港に寄ってきた。
写真の境水道大橋は、鳥取県境港市昭和町と島根県松江市美保関町とを結ぶ。
現在は耐震補強工事中らしい。
今から十数年前になるが、大学院時代、隠岐の後鳥羽院の足跡をたどる旅行の際、この橋を通って、七類港からフェリーで隠岐島に行ったことを思い出した。
境港は漫画家・水木しげるさんの出身地であり、妖怪で町おこしをしていることは知っていたが、「水木しげるロード」を実際に見たのは今回が初めて。
ＪＲ境港駅から商店街の外れまで、約８００メートルの道のあちこちに、『ゲゲゲの鬼太郎』にも登場する妖怪のブロンズ像が数多く設置されているだけでなく、商店街のお店もそれぞれ妖怪モノを売ったり、外装・内装を妖怪チックにしたりしている。
連休のせいもあろうが、今日は非常に人出が多く、「水木しげるロード」が観光の名所として完全に定着していることを感じた。
ちなみに、私は『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクターの中では、ねずみ男がいちばん好きである。
もちろん、実際に身の回りにこんなにいい加減で無責任なトラブルメーカーがいたら、絶対に嫌だが…。