来月の内田さんのピアノリサイタルを楽しみにしている。今日、内田さんの音源を聴いてみた。ショパンの3番のソナタ。あまりにも音がきれいだ。打鍵に無理がなく、ペダリングも絶妙だ。押し付けがましい表現は皆無。優しく語りかけてくるピアノ。それでいて、極上の音で旋律が歌う。日本人ピアニストでここまで完成度の高い演奏をする人はいただろうか?小澤征爾さんが「彼女は耳がよい。」とよく言っていたが、その意味が今回わかった気がする。ヨーロッパで評価が高いピアニストは、それなりの理由がある。
今日も終日、研修だった。たっぷりやって本当に疲れた。夕方、家族と合流し、恒例の桐朋学生演奏会へ。高校生から大学4年生までのフレッシュな演奏を聴いた。ピアノ、バイオリン、チェロ、サックス、フルートなど。大曲ばかりで、みんな大熱演。小曲も少しあれば、もっとリラックスして聴けたかも・・。親戚の子はラヴェルを丁寧に、繊細に弾いていた。ブラボー。
今日はママと一緒にママにゆかりのある所で研修会。グループワークがあったが、同じ班にならなくてよかった。終日の講義は、慣れなくてつらい。
今日は娘の全国ピアノコンクール予選会。言うなれば、リベンジのコンクール。前回、行き届かなかった点を修正し、再度臨んだ今回。現在の実力をほぼ出すことができた。予選は無事通過。次は、10月の本選会。全国大会を目指して、今日から再スタートだ!
昨夜は、ほぼ徹夜をして、コンクールの結果発表を待った。その結果は・・、姉妹で明暗を分ける。なんとも複雑な気持ちである。それが世の中なのかも知れないが、何か割り切れない気持ちが残る。2人とも全力を出したのだから悔いはないはずだか、今日は落選の当人を、終日励まし続けた。ずっと丁寧な指導をして下さった先生にも、ただただ感謝の気持ちで一杯である。
娘たちがことさら大事にしている、イルカのぬいぐるみ「パフ」。しばらく見あたらなかったが、昨晩、久しぶりにどこからか出て来て、今日は早速、大活躍。娘たちには、苦しい時の「パフ頼み」なのである。
M高原に行った。かつては、大学サークルの夏休みのメッカとして、(30年も前のことか?)賑わっていたが、久しぶりに訪れてびっくり。あれっ、人がいない!おまけにかなりのお店が朽ち果ててしまっている。いったいどうなっているのか?今の大学生たち、夏休みにはどこに行くのだろう?