「映画の友」誌より、
パリのスタジオで『さすらいの狼』を撮影中の
アラン・ドロンさんと共演のレア・マッサリとのスナップ写真です。
書かれている記事を原文通りご紹介しますと、
--------------------------------------------------------
『黒いチューリップ』『危険がいっぱい』に続くドロンの新作は、
彼自身が初めて製作に参加している『狼の死』(『わが母への手紙』改題)。
これはロミー・シュナイダー主演『島の決闘』("Le Combat dans l'île")
http://www.dvdbeaver.com/film2/DVDReviews33/fire_and_ice.htm
という作品で一躍注目された新人監督アラン・カヴァリエが、
彼自身のオリジナル・シナリオに基づいて演出する作品で、
ドロンにとっても新生面をきりひらくものと期待されています。
この映画にはストーリーらしいものはなく、
イタリア生まれでパリに住むジュリアーナという一人の娼婦をめぐって
様々な人間心理が展開するものです。
このジュリアーナ役にドロンがあえて希望したのが
『情事』でむずかしい心理的演技を見事にやってのけたイタリア女優レア・マッサリで、
ドロンはわざわざローマまで出かけて彼女を口説き落としたと言われます。
この映画はパリ、マルセイユ、レバノンで撮影されていますが、
これまでは外部には覗くことを許されなかった
パリのセット風景が初めて撮影許可されたのがこの写真です。
--------------------------------------------------------------
当時の記事ではまだ映画のストーリーが完全には把握されていなかったようです。
映画の題名も二転三転しているようですが、
『さすらいの狼』というタイトルは主人公の孤独をよく言い表したいい題名です。
パリのスタジオで『さすらいの狼』を撮影中の
アラン・ドロンさんと共演のレア・マッサリとのスナップ写真です。
書かれている記事を原文通りご紹介しますと、
--------------------------------------------------------
『黒いチューリップ』『危険がいっぱい』に続くドロンの新作は、
彼自身が初めて製作に参加している『狼の死』(『わが母への手紙』改題)。
これはロミー・シュナイダー主演『島の決闘』("Le Combat dans l'île")
http://www.dvdbeaver.com/film2/DVDReviews33/fire_and_ice.htm
という作品で一躍注目された新人監督アラン・カヴァリエが、
彼自身のオリジナル・シナリオに基づいて演出する作品で、
ドロンにとっても新生面をきりひらくものと期待されています。
この映画にはストーリーらしいものはなく、
イタリア生まれでパリに住むジュリアーナという一人の娼婦をめぐって
様々な人間心理が展開するものです。
このジュリアーナ役にドロンがあえて希望したのが
『情事』でむずかしい心理的演技を見事にやってのけたイタリア女優レア・マッサリで、
ドロンはわざわざローマまで出かけて彼女を口説き落としたと言われます。
この映画はパリ、マルセイユ、レバノンで撮影されていますが、
これまでは外部には覗くことを許されなかった
パリのセット風景が初めて撮影許可されたのがこの写真です。
--------------------------------------------------------------
当時の記事ではまだ映画のストーリーが完全には把握されていなかったようです。
映画の題名も二転三転しているようですが、
『さすらいの狼』というタイトルは主人公の孤独をよく言い表したいい題名です。
クロード・ソーテ監督ロミー・シュナイダー主演の『過ぎ去りし日の』での演技も印象に残っています。
この『さすらいの狼』での清潔感を漂わせた彼女の演技も魅力的でした。