陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

シナ艦船が南シナ海で米国音響測定艦の進路を妨害

2009-03-13 10:08:43 | シナ・中共関係
 日本の領海やEEZ内へ、のこのこ入って来ては海底探査をするシナの軍艦だが、自国の領海に近ければそれが公海であろうと米国艦船を恫喝する、そんな事件が起きた。場所は海南島の近くの公海、米海軍の音響測定艦<インペッカブル>の前に、数隻のシナ艦船が現れて進路妨害した。この米艦は、潜水艦の「音紋」を採取していたと見られる。

 事態を重く見た米政府は、現場に太平洋艦隊所属のイージス艦を派遣して<インペッカブル>を護衛する一方、シナと外交交渉を始めた。「人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」と言うシナ体質が、もろに現れた事件だ。


米海軍、音響測定艦護衛にイージス艦派遣 米中軍事摩擦、なお南シナ海で活動か
2009.3.13 09:21

 【ワシントン=山本秀也】米海軍当局者は12日、産経新聞に対し、海南島沖の南シナ海で中国艦船から進路妨害などを受けた音響測定艦インペッカブル(排水量約5400トン)を護衛するため、太平洋艦隊(司令部=真珠湾)に所属するイージス型駆逐艦チャンフーン(同約9200トン)を現場海域に派遣したことを明らかにした。同艦は11日、インペッカブルに合流したもようだ。

 南シナ海での米中軍事摩擦は、ホワイハウスで12日行われたオバマ大統領と楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)・中国外相との会談でも取り上げられた。大統領は今回の事態を踏まえ、高位級による米中軍事対話が高い頻度で行われる必要性を強調した。

 駆逐艦との合流後、インペッカブルは南シナ海水域を引き続き航行しているもよう。曳航(えいこう)アレー探知装置やソナーを使った情報収集を継続しているのかは未確認だが、米国防総省は「公海上での活動」として問題はないとの立場を取っている。

 インペッカブルは、潜水艦の「指紋」にあたる音紋データの収集を任務としており、機器操作などにあたる文民の技術者多数が乗り組んでいる。

 11日に楊外相と会談したクリントン国務長官は、こうした事態の「再発防止」に米中が取り組むことで合意したことを公表。米側は、戦闘艦の南シナ海派遣をカードとして米中外相会談に臨んだ形だ。また、ジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も、楊外相とこの事態について意見を交わした。

 南シナ海に派遣されたチャンフーンは、太平洋戦争中に米海軍に在籍した中国系少将にちなみ命名された。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090313/amr0903130921006-n1.htm


 こうした事件を通じて、オバマ大統領がシナ体質をきちんと理解する事を望む。我が国の尖閣諸島の防備は着実に強めて行かないと、シナ海軍に蹂躙されてしまうだろう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NY市場が379ドルの暴騰 | トップ | 俳優・津川雅彦氏の発言に同感 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

シナ・中共関係」カテゴリの最新記事