陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

若者たちが好む歌:スピッツの<チェリー>

2009-01-14 07:26:21 | 読書・映画・音楽
 草野政宗氏(42歳)が、13年前に作った歌。彼の率いるボーカル・グループ、「スピッツ」(Spitz)が歌って、大いに人気を呼んだ。今もカラオケでは、30代の人達が懐かしそうに歌うようだ。

 如何にも愉しげな、歯切れの良いリズミカルな歌だが、実は恋人と「さよなら」するメランコリーな心を述べた内容。私がそんな気持を味わったのは、殆ど半世紀近い前のことだが、漠然と思い出す。



動画をアップされた dragon8snake1 にお礼を言います。

<チェリー> (1996)

作詞・作曲:草野正宗
歌唱:スピッツ

君を忘れない 曲がりくねった道を行く
産まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
二度と戻れない くすぐり合って転げた日
きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

"愛してる"の響きだけで 強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

こぼれそうな思い 汚れた手で書き上げた
あの手紙はすぐにでも 捨てて欲しいと言ったのに
少しだけ眠い 冷たい水でこじあけて
今 せかされるように 飛ばされるように 通り過ぎてく

"愛してる"の響きだけで 強くなれる気がしたよ
いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい

(小間奏)

どんなに歩いても たどりつけない 心の雪でぬれた頬
悪魔のふりして 切り裂いた歌を
春の風に舞う花びらに変えて・・・

(間奏)

君を忘れない 曲がりくねった道を行く
きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

"愛してる"の響きだけで 強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて
ズルしても真面目にも 生きてゆける気がしたよ
いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい


 歌の題名<チェリー>は、第5連目の内容を象徴しているのだろうか。
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