陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

68回目の「終戦の日」 : <海ゆかば>を聴く

2013-08-17 22:53:19 | 靖國関連
 今年の「終戦の日」(8/15)は、68回目を迎えた。

 晴れたこの日の午前10時頃、気温は既に30℃を越していた。油蝉が金木犀(きんもくせい)の木に留まり、激しく鳴き頻る。地面には桔梗が5、6本、青紫の清楚な花を咲かせていた。68年前、玉音放送が流れた時もこのような風景であったのだろうか?

 家に入って、軍歌が収録された CD を取り出し、<海ゆかば>を聴いた。靖國神社に祀られている3人の親族、そして英霊の方々に感謝と慰霊の気持ちを捧げ、遠く離れた靖國神社を遥拝した。



http://youtu.be/KDM6OD24nhc


<海ゆかば>    昭和12年 (1937)

作詞:大伴家持 (万葉集 巻十八)
作曲:信時 潔

海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)
山行かば 草生(くさむ)す屍
大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ
かへりみはせじ


 この日、靖國神社参拝に訪れた人々は、17万5000人を数えたという。正午を知らせる喇叭(らっぱ)の合図と共に、境内にいた数万人の人々は1分間の黙祷を行った。

 安倍晋三首相は、自らの参拝を控え、代理人を派遣して玉串を捧呈させた。3人の閣僚(稲田朋美行革担当相、新藤義孝総務相、古屋圭司国家公安委員長)それに100人以上の国会議員がこの日参拝を行っている。

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