陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

全国戦没者追悼式典(2013)

2013-08-18 23:14:12 | 大東亜戦争
 8月15日(木)午前11時50分、日本武道館(九段)で開催された「全国戦没者追悼式典」をテレビ中継で見た。この式典では、天皇皇后両陛下をお迎えし、政府主催で行われる。追悼対象は、第二次世界大戦で戦病死した軍人・軍属約230万人、空襲や原爆で亡くなられた民間人約80万人である。参加遺族の高齢化が目立つようになった。

 安倍晋三首相の式辞は、心のこもった分り易い内容であった。以下の赤字部分に注目していただきたい。

安倍晋三首相の全国戦没者追悼式式辞
2013.8.15 12:08

 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
 祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れられた御霊(みたま)、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷に亡くなられた御霊の御前に、政府を代表し、式辞を申し述べます。
 いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命をささげられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。そのことを、片時たりとも忘れません。
 御霊を悼んで平和を祈り、感謝をささげるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目(めいもく)し、静かに頭(こうべ)を垂れたいと思います。
 戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道を邁進(まいしん)してまいりました。
 今日よりも明日、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。
 内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。
 私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り拓(ひら)いてまいります。世界の恒久平和に、能(あた)うる限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。
 終わりにいま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様には、ご健勝をお祈りし、式辞といたします。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081512100022-n1.htm


 安倍憎しで凝り固まっている朝日新聞は、アジアに対する「加害責任」に触れていないと大騒ぎして、特ア3国(中・韓・鮮)へ御注進に及ぶ形となった。それに応えて、特アからは欲求不満気味のコメントが出た。こんな売国奴的な朝日でも、800万部以上を売っているのだから、自虐的日本人の存在には呆れるだけである。

 8月16日は、インドネシアの建国記念日である。毎年のこの日、ジャカルタのムルデカ広場で行われる記念式典で、国旗を掲揚する行事がある。インドネシア人の男女二人の若者と、日本陸軍の軍装を身にまとった人物の計3人でインドネシア国旗を掲げるのである。これは、インドネシアがオランダと独立戦争を闘い、日本軍が多大の貢献をしたことを忘れずに感謝する内容と聞く。

 東南アジアの諸国は、インドネシアに限らず、欧米の白人による過酷な植民地支配から脱するために日本が大東亜戦争を闘い、彼らの独立の基盤を作ってくれたことに感謝と畏敬の念を持っている。

 その一例を表す動画がある。

10分で自虐史観の洗脳が解ける魔法の動画(ナレーションつき)
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