陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

大林宏検事総長は辞任すべし

2010-10-01 23:05:39 | 国内政治:内閣
 現職主任検事の証拠改竄(かいざん)に続いて、その上司であった検事2名が犯人隠蔽容疑で逮捕された。彼等を統括した大阪地検の責任者は辞任するのが当然と思うが、大林宏検事総長(63)は責任を取って最高検を去るべきである。大林氏は、今年6月に就任したばかりであるが、検事の最高責任者としての責務は免れない。

 その際、那覇地方検察庁の行き過ぎた政治的配慮で、シナ人船長を釈放した背景を詳しく述べて貰いたい。一介の地方検事が、外交案件を理由にして外国人容疑者を釈放したことに国民は全く納得しておらず、内閣から圧力があったと見ている。大林検事総長は、全てを知っているはずなので、それを明らかにすることは国民に対する義務と思う。


【検事逮捕】前特捜部長ら逮捕 犯人隠避容疑で
2010.10.1 22:00

 大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件で、主任検事の前田恒彦容疑者(43)が意図的に改竄したことを認識しながら隠蔽(いんぺい)したとして、最高検は1日、犯人隠避容疑で、京都地検次席検事の大坪弘道前特捜部長(57)と、神戸地検特別刑事部長の佐賀元明前副部長(49)を逮捕した。

 主任検事による改竄事件は、当時の特捜部長らの刑事責任追及という異例の事態に発展した。

 検察関係者によると、大坪前部長と佐賀前副部長は今年1月下旬から2月にかけて、郵便不正事件の主任検事だった前田容疑者から「フロッピーディスク(FD)のデータを意図的に書き換えた」と報告を受けた。しかし、小林敬検事正らに対しては故意の改竄を告げずに「問題はない」などと虚偽の説明をし、前田容疑者の証拠隠滅容疑を隠した疑いが持たれている。

 大坪前部長らは最高検の聴取に「故意に改竄したとは知らなかった」などと供述。しかし、最高検は前田容疑者への聴取結果などから、大坪前部長らが故意と認識しながら隠蔽したと判断した。

 前田容疑者は昨年7月、厚生労働省元係長、上村勉被告(41)=公判中=のFDのデータを書き換えたとして逮捕された。厚労省元局長の村木厚子さん(54)=無罪確定=の公判を有利に進めるために改竄したとされる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101001/crm1010012200035-n1.htm
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