オバマ氏が次期米国大統領に決まった11月4日から、着任する来年の1月20日までの約2ヶ月半の間、小ブッシュ政権は8年間の後始末をしなければならないが、イラク占領問題、イラン核問題、イスラエル/パレスチナ紛争に象徴される中東和平問題、それに金融危機処理、国内経済の建て直しと沢山課題が残っているから、とても処理し切れないままにバトンタッチとなりそうだ。
この2ヵ月半を Obama Transit . . . 本文を読む
先週末から新潟市へ出かけ、往復のドライブを楽しんだが、帰宅後少し体調を崩してしまった。頭痛と微熱を感じたので、暫く床に臥せった。そんな理由で、ブログの更新を控えたが、訪問して下さった方々には改めてお礼を申します。
さて、注目の米大統領選は、民主党候補バラク・オバマ上院議員(47)の勝利で終わった。投票率も6割を越すと言うし、接戦に付き物の開票問題も無いようで、米国民の意思が明確に現れたと思う . . . 本文を読む
投票日まで残すところ1週間、世論調査ではオバマ氏有利の情勢が益々色濃くなっている。CNNの記事では、支持率8%の差を認めている。また、極右の白人2名がオバマ氏暗殺未遂で先日逮捕されているが、投票日までに何が起こるか予断を許さない。
各種世論調査でオバマ氏有利となっても、当日マケイン氏が逆転する可能性も残っている。それは、
(1)ブラッドリー効果
黒人と白人の候補がいる場合に起こる特異な投 . . . 本文を読む
残すところ、11日間に迫った米国大統領選、米国マスコミの多くはオバマ候補(民主党)の支持を表明し、世論調査もオバマ氏リードの情勢になっている。
RealClearPolitics のデータを見る限りでは、その差が益々開いて行くように見える。
米国人有権者にとって、金融危機で家を失い、職を失うニュースが流れる中、小ブッシュ政権=共和党政権はもう厭だと言う強迫観念が横溢しているのだろう。大手 . . . 本文を読む
激しく舌戦を繰り返すオバマ氏とマケイン氏、3回の候補者公開討論会は10月15日で終了したが、総合的にオバマ氏が優位との下馬評である(下記産経記事参照)。特に、3回目では、マケイン氏が既に議論された内容を再び持ち出したりして、少々米国民もうんざりしたのではないか。
米国民は、出口の見えないイラク戦争を起した小ブッシュ政権に辟易している。候補者の個性や彼らの政策を越えて、現政権を通じ共和党に不信 . . . 本文を読む
オバマ氏は、人望のある人物と思うが、我が国との関係においてはマケイン氏を応援したい。マケイン氏はぶれない所があって、中々興味深い人柄だ。8年前、小ブッシュ氏とゴア氏の選挙戦では、クリントン氏にうんざりしていたので、共和党の前者が良いと私は思った。しかし、現小ブッシュ政権の後半4年間はどうもひどい有様であった。
民主党及び共和党の全国大会も終えて、オバマ氏とマケイン氏はそれぞれ正式に大統領候補 . . . 本文を読む
ジョン・マケイン上院議員は、大方の予想を覆(くつが)えし、次期副大統領候補にサラ・ペイリン・アラスカ州知事を選んだ。彼女は、44歳で5人の子供の母親である。州知事は2年間の経験だけなのだが、マケイン氏は外交よりも彼女を内政担当とする布石を打ったのだろう。
マケイン氏は今年72歳だから、ペイリン州知事とは親子ほど年の差がある。従って、彼女の存在はマケイン氏に違和感を持つ比較的若い世代の有権者の . . . 本文を読む
原油高で、米国製大型自動車が全く売れない。ゼネラル・モーターズ(GM)は、5月には工場従業員の大リストラ、また11月末までに事務系社員15%の削減方針を打ち出しているが、直近3ヶ月の最終損益で1兆7000億円の赤字を出したと言う。
日経新聞によると
米GM、1兆7000億円赤字 4―6月最終損益
【ニューヨーク=武類雅典】米ゼネラル・モーターズ(GM)が1日発表した4―6月期の最終損益 . . . 本文を読む
サブプライム問題が重く圧し掛かる米国金融界、7月18日にシティ・バンクの欠損は5兆円に達すると報告され、予想より少なかったと言う訳で、ダウ平均株価は上昇する場面があったが、益々同国の信用収縮問題は拡大しそうである。5兆円と言えば、日本の年間防衛予算に匹敵する巨額で、シティ・バンクの規模の大きさが分かる。
1990年代、日本金融界は土地バブル後遺症に悩まされ、時価会計と自己責任が米国から煩いほ . . . 本文を読む
ヒラリー・クリントン上院議員の粘りで、未だ米国民主党大統領候補予備選は続けられているが、一方では共和党が早々にジョン・マケイン上院議員を大統領候補に確定、彼は大統領選へ向けた施政方針や外交政策を着々と打ち出しつつある。
日本としては、マケイン上院議員が主張するアジア外交姿勢に注目しなければならないだろう。米国は、既に<パックス・アメリカーナ>のピークを過ぎて、海外派遣軍事力を削減する方向にあ . . . 本文を読む
米国民主党の大統領候補選任も最終段階に差し掛かったようで、オバマ上院議員の優勢が5月中旬で決定的になった。
Real Clear Politics を見ると、両候補の獲得した予備選代議員人数は
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2008/president/democratic_delegate_count.html
オバマ 1979( . . . 本文を読む
テキサス州とオハイオ州で敗北したオバマ氏だが、今度は2州続けてクリントン女史を下した。読売新聞によれば、
オバマ氏、ミシシッピ州で勝利…黒人の9割が支持
3月12日11時28分配信 読売新聞
【ワシントン=五十嵐文】米大統領選の民主党候補選びは11日、南部ミシシッピ州で予備選を行い、バラク・オバマ上院議員(46)がヒラリー・クリントン上院議員(60)に勝利した。
オバマ氏は8日の西部ワ . . . 本文を読む
3月4日のテキサス、オハイオ、ロードアイランド、バーモント各州で、共和党予備選挙の勝利を収めたジョン・マケイン上院議員(71)は、他候補に比べて確保代議員数がダントツの1位となった。Real Clear Politics の最新データによると
マケイン 1260
ロムニー 272
ハッカビー 270
ポール 14
大統領候補指名の目安となる代議員数は1191名だから、既にこれをクリ . . . 本文を読む
一昨日、右手首を捻挫し、キーボードを打てなくなった。右手全体が腫れ上がり浮腫(むく)んでいる。暫く左手を多用する不便な状態が続きそうだ。
クリントン対オバマの対決で、天王山と言われた注目のミニ・チュ-ズデー投票(3月4日)は、クリントン女史が3州を制し、なお両者の激しい争いは続く事になった。
2008/03/05-19:09
テキサスもクリントン氏勝利=4州決戦で3勝-民主の争い、長期化 . . . 本文を読む
民主党のオバマ氏、2月は連勝の勢いに乗って、確保代議員数がかなり伸びた。一方、クリントン女史は、焦りのためかオハイオ州シンシナーティ市の演説会でオバマ氏をあからさまに罵倒、聴衆から些か顰蹙を買っている。大統領候補なのだから、人前では上品にしないと票は集まらない(笑)。
クリントン女史は、「恥を知れ、バラク・オバマ!」( Shame on you, Barack Obama! )と対立候補に敬 . . . 本文を読む