Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

一進一退?

2012年02月08日 | Weblog

                       

先週金曜日にJinさんを見舞ったときは酷く具合が悪くて殆ど口も利けないような状態だった。あれから未だ4日しか経っていないけれど、昨日もう一度病院を訪ねてみた。

眠っているだろうと思いながら、そっと入口のカーテンを開けたら案に相違して起きている。顔に生気が戻って目がしっかりしているので「具合はどう?」と訊ねたら、「今日はとても気分が良いんだ」という。
お腹に力が入らないのだろう、相変わらず喋る声は小さいのだけれど、彼の意志がはっきり伝わるので今回は会話になった。良かった!先ずは一安心だ。


回復してきた何か理由があるのだろうと思って「抗癌剤の治療をしたの?」と訊いたら「うん」と頷く。
先日2回目の投与をしたらしい。薬が効きはじめたのではないだろうか。本人も「薬が効いたのかなあ・・・」と半信半疑の体だったが、何はともあれ久しぶりにJinさんの笑顔をみて嬉しかった。


そのあと白湯が飲みたいというのでナース・ルームでお茶をもらい、ベッドの脊を少し起こしてやり、加湿器に水を補給してから病室を出た。長居して折角回復しかかった体調をまた悪くしてもいけないので、早々に退却。癌を患った経験のある人によると、良くなるにしても一進一退するそうである。厄介な病気だなあ・・・

                      

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本籍

2012年02月07日 | Weblog

                       

35年ほど前、家を買って東京から千葉へ引っ越してきたとき本籍地はそのまま東京に残してきた。自分のルーツに拘った積りでそうしたのだけれで、今思えば浅はかだった。第一、ルーツといったって東京に住み着いたのは親の代からで、そこにこだわる意味なんかありゃあしないのだった^^!

そういうわけで、戸籍謄本だの抄本だのが必要になる度わざわざ国分寺市役所まで出向くか、郵便小為替を送って郵送してもらう。面倒臭いったらありゃしない・・・残してきたのは大失敗だった。

つい最近カミサンがパスポートの更新をすることになって戸籍抄本が必用になった。「どうして本籍を千葉に移さなかったの?」と眉間に皺を寄せてなじられたけれど、だからと言って今すぐ急に移すことも出来ない。面倒だけれでとりあえず必用な手続きを踏んでやってもらうしかない。
ま、そうそう頻繁に戸籍証明が必用なこともないでしょうから、死ぬ前までに移しておきましょう^^!

そのむかし、Edの親父は国分寺町(その頃は町だった)役場で戸籍係をやっていた。当時は今のように(コピーはおろか)資料が電子化されてなかったから、証明書は全て手書きで写していたらしい。昔は手数料はそれほど高いものではなかったと思うが、プリンターで簡単にコピーが複製できる今のほうが寧ろ高い。戸籍抄本の場合で一通450円もする。役所はぶったくりじゃあないかえ!

                       


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年金

2012年02月06日 | Weblog

                 

人は夫々生まれ育った環境が違うし性格だって千差万別、縁あって一緒に暮らすようになった夫婦といえども、持って生まれた互いの相違を全部呑み込んで納得しているわけではない。そういう類のことは、「我慢してやっている」と思っている方の側が不満が大きくて、大抵それは奥方のほうである。

何しろオヤジたちは現役時代は人生の大半を会社内外で過ごしてきたわけだから、カミサンの挙措動作が気になるほど長い時間一緒にすごしていないし、カミサンの癖や性格を隅から隅まで知ってるわけではない。定年後はカミサンと仲良く二人でのんびり暮らそう、などと脳天気なことを考えている。

一方カミサンさんたちは(子供が小さいころは大変だったろうけれど)家庭内では自分の天下で過ごしてきた。今さら可愛くもない草臥れたジジイに家の中に入ってこられては甚だ迷惑というものである(笑)。

さていよいよオヤジが定年を迎え、毎日家でゴロゴロするようになった。途端にカミサンとしては目障りになるわけだ^^!まさか放り出すわけにもいかないから、渋々「居させてあげる」のだけれど、今度はジジイのやること為すこと皆気に食わない。オヤジの挙措動作を目の端にとめて、イヤ~な顔しながらシッカリ観察している。そうして折をみてオヤジをチクリ、チクリ嫌味で攻撃するのだ。ヤだねえ・・・^^!

それでもカミサンたちが我慢してるのは、嫌なオヤジでも生きてさえいれば、それなりの年金が入るからで、オヤジのことは「年金」が歩いてると思って世の奥さん方はひたすら我慢しているのだそうだ。参ったなあ・・・

やっぱりEdはこのままづ~っと死ぬまで働きつづけよっと!

                     

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2012年02月05日 | Weblog

                    

ヒートテックの下着を買いに近くの「しまむら」へ出かけた。カミサンに頼むとデパートで買ってきてしまうのでこういう物は自分独りで行って安く済ませてくる。


カミサンは「安物買いの銭失いだ」と笑う。そうかも知れないが、どうせ消耗品である。洗いざらしを繰り返しているうちにどんな物でもヘタってくるし、耐久性が2倍も3倍も違う訳ではないのだ。それに安くてもヒートテック品である、暖かさに差があるようには思えない。ま、Edは「しまむら」の品で十分なのだ^^!

往復での道すがら車に轢かれて皮だけになってしまった猫の亡骸がセンターライン近くにあって、みんな避けて走っていた。Edも車が踏まないように気をつけて通ったが、去年死んだ飼い猫のことを思い出してしまう。もう飼うのは止めにしようとカミサンと話し合って決めたのだけれど、犬や猫の姿を見掛けるとつい決心がグラつく。

それにしても最近はノラと子猫をあまり見かけなくなった。飼い犬、猫の避妊手術が行き渡ってきて捨てられる犬猫が減ってきたせいだろうか。むかしは貰って欲しいという話のほうが多かった。子犬や子猫が欲しいと一声かければ直ぐ2つ、3つ問い合わせが来たものだけれど・・・

ペットショップへ行けば、アメリカン・ショート・ヘアとかエジプシャンマウやアビシニアンなどいろいろ珍しい種類の猫が十数万円で売られているけれど、もしわが家で飼うとすれば恵まれない境遇の雑種がよい。柏市には里親探しのNPO法人Lifeboatがあるし、もしかして天からさづかるかも知れない。ま、機会が訪れるまで待つことにするか・・・

                        


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焦る!

2012年02月04日 | Weblog

                       

いよいよバイクの車検切れが迫ってきた。毎回のことではあるが選りによって真冬とは何と間の悪いことよ。今年は寒さが厳しくて、まだ何も準備が出来ていないのだ。第一もう3ヶ月も放ったらかしにしたままで、バッテリーだって生きてるかどうかも怪しい。オイル交換もまだ済んでいない・・・あれやこれや気ばかり焦って。。。オーナー車検も楽じゃあない^^!


今日(3日)は朝方まだ寒かったのだけれど、昼頃には昨日と打って変わってポカポカ陽気になった。本当はこういう日にバイクの充電走行をすればよかったのだが時既に遅し!

予定していた陶板浴から戻って午後4時、気温はまだかなり高かったのでカバーだけ外して玄関先でエンジンをかけてみた。チョークを引っ張って2度、3度スターターを回す。バッテリーは思いのほかヘタっておらずスターターは力強く回っている。4回目にようやくエンジンがブスブスいい始めて5回目でやっと始動してくれた。この分なら来週末ひとっ走りしてくればバッテリーは問題なさそうだ。


バイク本体の調子は悪くないので、早速ネットで車検の予約をした。13日・月曜日の第2ラウンドにしたが天候は大丈夫だろうか・・・

                       


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その後の経過

2012年02月03日 | Weblog

                       

先週闘病中のJinさんを見舞ったときは、高熱が続いたとかでかなり大儀そうだった。

それでもトイレは点滴の装置を引きずって一人で行ってきた。これまではトイレから帰るとベットに座って暫く話をしたのだけれど、その日は何だか酷く辛そうで「悪いけど横にならせてもらうよ・・・」と言って横になってしまった。
「見舞い」といったって雑談をして気を紛らす程度のことくらいしか出来ないから、却って身体に障ってもいけないと思い20分そこそこで引き上げて来たのだった。

そんな訳で今週は未だ彼を訪ねていなかった。いつものように会社を少し早めに退出して病院へ行った。あれから10日ぶりである。病室がいつの間にか変わっていて、ナース・ルームへ続くドアが開放されている。何かあればすぐ看護婦が気付くように部屋を変えたのだろうか・・・

Jinさんは眠っているのか目を瞑っている。呼びかけると、うっすら目を開いた。小さな声で囁くように「ありがとう」と云ってすぐまた目を閉じた。痩せて顔が小さくなってしまった。黙っていられなくなって独り言のように本を話題にしてみたがまるで反応がない。ややあって急に目を開け、また小さな声で囁くように「すぐ眠ってしまうんだよ・・・」という。

10分ほど黙ってベッド際に座っていたが長居は出来ないので、彼の手を握って「また来るよ」と云うと強く握りかえしてきた。何だか逢う度元気がなくなってきて、日を追うごとに悪くなってゆくような気がしてならない。

                       

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自家用車

2012年02月02日 | Weblog

敢えて化石のような呼び方をしたのは、ある方のブログに日本クラシック・カー協会のニューイヤー・ミーティングの様子が紹介されていて、そこにえらく懐かしい車が載っていたからである。

Edは20歳のとき免許を取った。自動車学校はすでに当時からあちこちにあったけれど、兄のダットサンで休日にコースを借りて練習させてもらい、府中の運転試験場で実地テストを受けて3回目に取ったから、かかった費用は数千円くらいのものだったろうか^^!
           
兄のダットサンは勿論ガタガタの中古車で、シフト・レバーが摩耗しており時たま固着してしまい、その度ボンネットを開けて外してやらねばならなかった。またエンジン始動も今の車のようにセル一発というわけに行かず、朝はクランクでよく汗をかいた。1000ccのエンジンで重たい車体を車体を引っ張るわけだから陸橋のランプ(登り坂)などでは今にも止まりそうになるなくらい速度が落ちるのだけれど、とにかく乗って走るものなら何でもよかったからよく借りて走った。

               

そのあと兄はスバル360のコンバーチブルに替えた。この車は軽ながら乗り心地が良く、二人乗車なら快適に飛ばせる。この車は当時の国産車のなかでは傑作車の一台だと思う。

初めてEdが所有したマイカーは中古のトヨタ・コロナ1600オートマチックだった。なまじ飛行機のエンジンの分解整備をする仕事に就いてキャブレターを担当していたものだから、車のキャブも大して変わるまいと知ったかぶりしてさんざん弄り回し、結局エンジンの調子を悪くしてしまった^^!(おバカ)

               

それが切っ掛けで次は初めて新車を購入した。ケンメリのスカイライン1600クーペ。エアコンが付いてなくて真夏は窓解放で走るより外ない(笑)。これには長く乗って塗装が痛んできたので、知り合いのGMディーラーに頼んで塗りなおしてもらった。明るいメタリック・ブルーの良い色だった。残念ながらそれから幾らも乗らないうちに電気系統の故障が頻発するようになり廃車。

            

次はホンダのシビック1500。アメリカではポケット・ロケットと呼ばれ、小型でチョコマカよく走る軽快車だったが、車体剛性が低く傾斜したところで停めてドアを開くと車体が撚れる(笑)。クラッチ・ワイヤーが切れたり、あんまり華奢なので何年の乗らずに手放した。

          

そのあと勧められてホンダ・アコードのエアロデッキ1800にした。シビックと比べたら遥かにしっかり出来ていたが、ブレーキの鳴きとか風切りノイズなど細かなところがイマイチだった。このころEdは仕事に没頭していたから車はカミサン専用で、整備も疎かにしていた。オイル交換さえロクにしなかったので、あるときカミサンが運転中エンジンが焼き付いて壊れた。Edはその時以来、カミサンから「いい加減なエンジニア」のレッテルを張られてしまった^^!

           
           

お金もないのに急に車が必要になったわけだ。運よくカミサンのアルバイト先がく車のディーラーだったお蔭で旧~いソアラーの廃車寸前を頂いた・・只(笑)。
しかし侮るなかれ、流石は元高級車、旧くても乗り心地はよい。シートも長時間乗っても疲れない優れもの。

これが縁で以後あまり好きでなかったトヨタ車に鞍替え、マーク2に13年半も乗った。走行実に29万キロ、この距離は殆どカミサンが一人で稼いだ。(エライ!タクシー並み)

           

今はマークXに乗っている。多分これが最後の車になるだろう。 頑張って死ぬまで走ってもらわねば・・・

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寒波

2012年02月01日 | Weblog

           
           

このところ地球温暖化の影響によるものか否か日本は暖冬傾向にあったと記憶しているが、今冬はいつになく寒い日が続いている。裏日本では大雪が続いて、豪雪地帯ではさぞかし除雪作業に苦労されていることだろう。


昔は関東の太平洋側平野部でも10cm程度の積雪は珍しくなかったし、Edが小学生のころ東京で30cmほども積もったことがあって学校が休みになり、大いに嬉しかったことを憶えている。
先々週の月曜日僅かばかり降った雪が、安孫子駅の線路際に2週間以上経った今でも白く残っていて、千葉のこの辺でも気温の低い日がづっと続いていることがよくわかる。

先週末(土曜)朝7時ころ5日ぶりでウォーキングに出た。陽が出始めたころだから暗いうち張りつめていた空気も少し緩んで、指先もピリピリするような痛さは感じない。少しばかり残った用水路の水も縁が凍結しかかっているけれど、そんな中でも餌を求めて青鷺や中鷺が入り込んでいて、足音に驚いて目の前で飛び立ってゆく。田圃の水たまりはしっかり凍結してガラス板のようだった。

先月14日以降富士山へ行ったきり行方不明になったままの米国人社員MJの捜索も、深い雪に阻まれてその後は進展がない。人間は自然の力の前では無力である。

          

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