Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

最上のわざ

2014年06月24日 | Weblog

             

Edが診てもらっている眼科医院の壁のあちこちに聖書の教えらしきことばや詩
のようなものが書かれた紙や額が掲げられている。その中に「人生の秋に}と題
する詩があり、待ち時間の間に目の前にあるこの詩を繰り返し読んでいるうちに、
まさしく現在の自分に向けられた言葉なのだと了解した。^^!

                                     

人生の秋に

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し
従順に、平静に、おのれの十字架をになう--。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること--。
老いの重荷は神の賜物
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために--。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事--。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ--。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために--。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と--。

                                 ヘルマン・ホイベルス

上智大学長を務めたヘルマン・ホイベルス(Hermann Heuvers) 神父(1890
-1977)が、ドイツに帰国後、南ドイツの友人から贈られた詩。

                                     

青で色付けした部分は「なるほど・・・」と、Edがいたく賛同したところ。^^!

命永ければ外してゆく鎖はそれだけ多くなり、つまり親しい者との別れを沢山経
験せねばならず、それはまさにエライことに違いない。”老いの重荷は神の賜物”
とでも思わなければ耐え難いのだろう・・・

ああ、長寿社会日本・・・バンザイ! (トホホ・・・)

                  

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿