Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

命をかけた抗議

2014年07月02日 | Weblog

               

先月26日、午後2時ころ新宿駅南口の歩道橋で中年の男性が、安倍内閣の
憲法九条を蔑ろにする集団的自衛権の行使容認を閣議決定しようとしている
暴挙に抗議して焼身自殺を図り、病院に搬送される事件が起きた。


太平洋戦争のA級戦犯だった岸信介の孫・安倍晋三は、かつてのドイツ・ナチス
のヒットラーがやったワイマール憲法の無力化さながら、日本が世界に誇る平
和憲法を無視し、一内閣の閣議決定だけで何でも決めてしまうという立憲主義
を否定する出鱈目を強行している。


我々一般庶民が零細ブログでいくら政府の暴挙、出鱈目を批判しても何の役
にも立たないし、無力感を味わうのが関の山だけれど、この人のように命をか
けて抗議するだけの勇気はない。


閣議決定を数日前に控え、NHK以下権力側におもねる、TV、大新聞のマス
メディアはこのニュースを全く報じていない。マスメディアは権力に加担して、
事の重大さを矮小化するつもりなのだろうが、ネット上では広く知れわたって
いる。


                                                 

戦争を肌で知る経験者は老いて減る一方である。戦争を遠い昔の事としてし
か捕えられない今の若い人達にとって、映画やゲームでやる「戦争ごっこ」で
は真の恐怖や悲惨さを実感できない。何不自由なく甘やかされて育った二世、
三世の政治家ばかりになってしまった今、勇ましいことばかり云う連中は戦争
の実体というものに想像力が働かないのだ。


しかし政治家がそれでは困るのだ。国の命運を担う人間がゲームのバーチャル
世界と現実の区別が出来ないようでは国民は堪ったものではない。気違いに
刃物、安倍に武力、日本はとんでもない奴に将来の命運を握られている。

我々庶民の子供や孫たちを決して他国の戦場に送るな!

そんなに戦争をやりたいなら、先ず政治家の子供や孫を戦場に送ればよい。

             



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