Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

火災保険

2015年01月19日 | Weblog

              

家を買った際、購入者共同で火災保険の長期契約を結んでいたから、この間お
よそ四半世紀は火災保険で頭を悩ます必要がなかった。途中から地震保険を付
帯してもらったから、この分だけ毎年2.5万円ほど支払って済んでいたのだけれ
ど、いよいよ今年その火災保険が満期になり、新たな契約を結ばないとならなく
なった。


建物は年月を経て傷んでくるし、建てた当初の耐震基準は満たしていても、その
後の基準は引き上げられているから、果たして我が家が大地震に耐えられるも
のかどうかは正直分らない。しかしこの場所が我々の生きる拠点であり、長い年
月をかけて家財を整えてきたわけだから、万一燃えたり損壊してしまったら、それ
こそその瞬間から困ってしまう。


そう思うとやはり保険の大切さを改めて考えてしまう。これまでの保険会社から
は、これまでの契約終了の通知とともに、引き続き契約を希望するか否かの問
い合わせが来た。新たな契約となると、対象物件は老朽化するから補償金額も
下がるだろうし、反対に掛け金は上がるかも知れない。一応こちらの希望と見積
もりだけはお願いしてみようと考えている。


去年、このことが気になって全労済の火災・自然災害保険を検討してみた。こち
らは地震保険だけの付帯ではなくて、”自然災害”という名目で地震と風水害も
幅広く含まれているらしいので、一考する余地がある。つい先日までは未だ大分
先のことだと考えていたけれど、実際はもうあと3ヶ月しか残っていなかった。少
し急がないとならない・・・


                                               

借家住まいの頃は、何とかして自分の家を持ちたいという願望が強かったのだ
けれど、イザ持ってみると、維持していくには結構あれやこれや手がかかるもの
である。おまけに最近は、一緒に住む家族は夫婦二人だけということになって、
持ち家も最後は重荷になりかねない。高齢化社会では今後空家が増え続けて、
各自治体とも対策に頭を悩ませる事態になってきたらしい。


夫婦二人健在なうちはまだしも、独りきりになってしまうと折角大枚はたいて買っ
た郊外の一軒家は唯寂しいだけで、また市内のアパートにでも引っ越したくな
る。若い人が減って、田舎の一軒家では売るに売れない”お荷物”になってしま
った。


庶民の財産なんて所詮は家一軒くらいのもの、汗水たらして折角手に入れたっ
て時代の流れで二束三文である。儚いものだ。「持家なぞ買わない」といって一
生借家で通している友人もいる。今になってみると正解だったかも。^^!

ヤレ、ヤレ・・・

                 



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