Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

寒気

2014年01月21日 | Weblog

  

このところの朝の冷え込みは相当なもので、4時起きしても怖気づいてウォーキ
ングに出る踏ん切りがつかず、先週から休みの日だけ暖かくなってから、と云う
ことになってしまった。^^!


カミサンに「真冬は早朝歩くのはやめなさいよ!」と云われ、「アンタにオレのや
ることをとやかく云われたくないね!」と啖呵を切ったものの、あえなくその通り
になってしまった。トホホ・・・である。


                                          

先日観たNHKのスペースシップアース(宇宙船地球号)という番組を観ている。
地球の温暖化は確実に進んでおり、このまま世界が何もできなければ気象異
常は増々深刻なものとなり、この地球号はいづれあと数十年で殆どの生物は
滅びるであろう、という恐ろしい御神託であった。


確かにこの数年、日本を含めて各国の気象は異常であるらしい。欧州での大
雨、米国のハリケーンや去年フィリピンを襲った台風は超巨大だったし、日本で
も過去には殆どなかった竜巻があちこちで甚大な被害をもたらしている。この
冬米国北東部は大寒波に見舞われて大雪になった所やナイアガラの滝は凍り
ついたという。


南極や北極の氷が解け始めているのは確実らしいし、北欧の過去に減ったこ
とが無かった氷河も毎年後退しつつあって地球の温暖化を裏付けているのだ
という。


これらが皆人間の生命活動(経済や豊かな生活)に根差したものである以上、
今や70億人という膨大な数に増えた地球人口が、全員豊かな生活を目指し
て増々経済・生産活動を拡大していかなければならないとしたら、打つ手はな
い。


研究を続けている大学教授は「このことは、づっと言い続けてきたのに世界会
議では何年経っても一向に何も決められない。もう既に手遅れである!」と各
国の対応と現状に焦燥感を露わにしていたのが印象的だった。


一部の優れた人達がいくら警鐘を鳴らしても、ことが地球規模となると各国の
指導者も現実に対策を練るまで(警鐘を)真摯に受け止めていないのだろう。
恐らくこの事態がもっと深刻になって、もう手遅れであることが現実に目の前
に突き出されるまで、多分誰も何もしないのだろう。


もしかして、人類は行きつくところまで行かないと駄目なのではないだろうか。
「警鐘」が杞憂に終わればよいのだが・・・


                    
 



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