Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

人間は「間違える」葦である

2010年03月12日 | Weblog

                

「人間は考える葦である」といのは、17世紀フランスの思想家・数学者パスカル先生がノートに書き残した言葉だそうである。
人間を何故「葦」に比喩したのかというモンダイは、その後の多くの研究者の解明により、今では次のようなことが定説になっている・・・らしい。

河畔に生える葦は少し風が吹けば容易く曲がるけれど、風が止めばまたすぐ元にもどる。逆境のなかで一見弱々しく屈服したかのようにみえる葦は、しかし根元から折れることもなく又元通り復元する柔軟性を持っている・・・と言うのがその理由らしい。ナルホド云われてみれば人間ほど強か(したたか)な生き物もいない。

そうではあるけれど、人間はまた常に「間違える」動物でもある^^!
糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞のコラム「言いまつがい」には毎日笑わせてもらっているが、笑えないのが仕事上の間違いだ。

卑近な例で申し訳ないが、勤務先の倉庫でも注文のあった品物を棚からピックアップして出荷する、という極めて単純な仕事ですら再三再四間違いを繰り返している。一つ間違いが生じる度、顧客からクレームがきて何らかの対策とするのだけれど、次には別の理由でまた同じような間違いをする。真にエンドレスである。

つい先日も”グリス・ニップル”という部品の注文に対して”半月キー”という似ても似つかない部品を間違えて送ってしまった。
直接の原因は作業者が部品番号とその保管位置を確認しておきながら、イザ部品を取り出す(ピックアップ)段になって”間違って”一段下の箱から品物を取り出してしまった。加えて作業者に部品の知識が十分になく、従って部品名称からそれがどのような物かを想像する能力に欠けていたことも一因であろう。

ま、こうしてまた一つ何らかの対策を講じて、数ヶ月後には再び性懲りもなく類似の”間違い”を繰り返すのだ。人間は「間違える」葦である・・・Edパスカル^^!

             

            △写真は無料イラスト・素材写真集より


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (風子)
2010-03-13 11:18:04
「ほぼ日刊イトイ新聞」言いまつがい って知ってる?  URLが貼り付かないよ~~。
返信する
Unknown (Ed)
2010-03-15 09:38:00
風子さま、
この書き込みの「言いまつがい」の部分をクリックしてくださいね(^^)

昨日は墓参りしてきました。前日とは打って変わって穏やかないい日和でしたよ。
結構な墓参りの人出でした・・・
返信する

コメントを投稿