Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

DeVanning

2012年07月31日 | Weblog

        

Edの勤務先(倉庫)には、海外の本社工場から殆ど毎日のように製品が送り込
まれてくる。それらは通常海コン(海上コンテナ―)と呼ばれ、トレーラーで牽引さ
れてくる
お馴染の細長い箱である。

個々の製品の梱包は容積や重量に応じて、木箱だったり段ボール箱だったり、
また大きさもいろいろである。同一製品だけ積んでくる場合は、数で積み方が決
まってしまうので殆ど問題は起きない。

何種類かの製品が混載されてくると、荷の取り出しで時々問題が生じる。日崩れ、
梱包の破損、荷卸し困難などである。

                               

朝、事務所に着いたら着替えもしないうちに現場に呼ばれた。

コンテナー最奥の荷物、2列が取り出せないのだという。見たら、べニア板で出来
た軽量構造のトランスミッション木箱を2段重ねした上に、重たいクラッチ部品の
箱を載せてしまったから、普通のフォークでは上の重い荷が引き出せない・・・

        

諦めて専門業者の手配をするため、トラックのドライバーには暫く待機してもらって
いた。するとそのドライバーが、フォーク・リフトの爪を上下にひっくり返してやれば
上段の荷物が下ろせるかもしれない、と言い出した。

ものは試し、彼の云う通りフォークの爪を上下逆に付け替えてみた。

何しろ、コンテナーのサイズは規格で決まっているから天井は低い。普通のフォ
ークは、荷を載せて爪を揚げるとマストと呼ぶ二本の支柱も上に伸びる。マストが
天井に当たらない限度までフォークを上げても精々二段目の荷物までしか載せら
れない。

爪を付け替えたおかげで、マストが天井にギリギリ当たる手前で最上段の重い荷
が引き出せた。ヤレ、ヤレ・・・

朝からフォークの爪付け替えで大汗かいたけれど、一つ利口になった^^!

        



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