Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

筋肉

2014年01月10日 | Weblog

               

二日続けて力仕事だった。偶にしか重たい物を持たないから、力仕事の後は大
体翌日腰が痛くなる。むしろ毎日力仕事をしているほうが案外腰にはよいのだけ
れど・・・


昨日はクラッチという25kg位の品物を持ち上げて、裏返したり向きを変えたり少
し移動したりした。それも2個、つまり2回同じことをした。部品の一部に刻印して
ある製造番号の写真を撮るためである。


数日前、本来同梱してくる筈の部品が入っていなかったので、メーカーに足りな
い部品を寄こせとクレームをつけたところ、不具合のあったクラッチの製造番号
他の情報を写真で送って欲しいとの依頼が帰ってきた。写真こそ撮ってなかっ
たけれど、製造番号は知らせてあったからそれでよいと思っていたら、彼等の
クレーム処理上エビデンスが欲しいらしい。


お蔭でEdの腰が痛くなったわけだ。^^!

                                        

今日は中型トランスミッションの一部組み込み部品の点検作業をした。取り敢え
ず該当する26台中試しに2台だけやってみた。クラッチ・ハウジングという20kg
程の重さのアルミ製部品を取り外し、更にフロント・ベアリング・カバー(FBC)と
いう鉄部品を外す。FBCはゴム状の液体パッキンで機密を持たせているので、
固定用のボルトを抜いただけでは外せない。


ボルトを全部緩めたら、FBCを慎重にゴム・ハンマーで叩いて僅かに浮かせ、
できた隙間に薄いスクレーパーを差し込んで徐々に液体パッキン(乾くとゴム
状になる)を剥がしてゆく。これら一連の作業は中腰だからジジイにはキツイ
仕事である。


内部点検が済んだら、再組立てをする。旧いパッキンの残りをスクレーパーで
掃除し、部品両面にパッキンのゴミや金属加工面に傷が無いか確かめて、新
たに液体パッキンを塗布する。ネバネバした強い粘着性があるから、付け過ぎ
ないよう指先で伸ばしながら薄く塗る。付け過ぎると組み立て後脇からはみ出
して、掃除が厄介なのである。


最後にボルトのネジ部にロックタイトを塗って締め付ける。規定のトルクが決ま
っているから、最後はトルク・レンチで確認する。


たったこれだけの作業だけれど、今日は2台しかできなかった。残りは来週の
火曜日に片付ける。ジジイにつき、もう無理はしない。^^!

                 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿