訃報

　　　　　　　　　　　　　　　　　

一昨日帰宅したら、カミサンからご近所の「Ｃさんの奥さんが亡くなったそうよ！」
と知らされた。動物好きのＣさんとは、今は亡き飼い猫の「もも」の散歩中に、Ｃ
さんの柴犬「アイちゃん」とよく道で出会って立ち話をする間柄となった。奥さんの
ほうとは平成８年の自治会理事会でご一緒した。

今日がお通夜なのだけれど、Ｅｄは生憎今晩予定があって出られないので、明
日の告別式には行かなければなるまい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ｃさんは理事会も奥さんに任せっきりで自治会には顔を出さない人だったから、
最初取っ付きにくい人かと思っていた。それが犬・猫を介して話すようになったら
案外気さくな人柄で、ただ単にシャイで人前に出るのが嫌いなだけだったらしい。
人は話してみないと判らないものである。＾＾！

Ｃさんには写真の趣味があって、大きな望遠レンズを抱えて近所の川縁でカワ
セミなどを追いかけたり、まだ暗いうちから朝日を撮りに車で出かけたりしている。
また犬猫の習性を良く知っていて、いろいろ教えてくれたりする。

お二人にお子さんは無く、これからはＣさん独りきりなので寂しくなるだろう。この
団地も６５才以上の老人世帯が全体の３割くらい占めるようになってきて、我が
家の向こう三軒両隣も配偶者を亡くした単身か、二人とも７０過ぎて一人息子と
３人暮らしである。

皆誰でもいずれは独りになる。寂しくても辛くても残された命は最後まで全うしな
ければならない。仕方のないことだけれど、ヤだねえ・・・