Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

2014年06月27日 | Weblog

                 

震災復興税は前回の確定申告の際に、向こう10年間も払わなければならない
と知って憮然とした。これら名目の税金が真実被災地の復興に使われているな
ら我慢する。けれどもネットやマスメディアで報道されている実態は復興が遅々
として進まないという被災地の不満と、政府が一体どれだけ本腰を入れて支援
しているのか分らないという苛立ちばかりである。


「復興支援」という名もとに国民から血税を集めるだけ集めても、その後どれほ
ど集めて何に使ったのかさっぱり表に出てこない。この国の為政者、官僚は名
目は何であれ一旦集めた税金は如何様に使おうと勝手だと考えているに違い
ない。国民もまた税金の使われ方には無頓着で、厳しく監視する姿勢に極めて
乏しい。シロアリ共は復興支援の名目で集まった税金に群がり、復興とは何の
関係もないところに無駄使いしていることが問題になったのは、未だつい最近
のことだったのに・・・


消費税を上げるまえの政府の説明がどのようなものであったか・・・所得税や
法人税を上げれば負担が一部の人たちに偏るから消費税で全ての人に公平
に負担してもらい、集めた税金は全額社会保障の財源に充てる・・・であった。


さて、政府は国民への約束通りに3%アップ分を全額社会保障に充てている
のだろうか・・・残念ながら信じている人はいまい。第一、企業の法人税は大
幅に引き下げ、介護保険料を引き上げた上に介護の適用をより厳しくし、住民
税も引き上げている。つまり企業に手厚く個人により厳しくしているのがその
政府の「答え」なのだ。出鱈目が大手を振って罷り通る今の日本。財政の窮乏
していた徳川幕府の末期でもこれほど酷いウソ、無秩序はなかったと思う。
世も末である。


自公連立政権は戦後最悪の政権である、秘密保護法、原発再稼働容認、武
器輸出3原則の枠外し、憲法九条違反・・・戦争しない国から戦争する国へと
日本を引っ張っていこうとしている。次の総選挙では絶対に自民、公明両党を
勝たせてはならない。集計結果にも疑問のある不正選挙も許してはならない。

民主主義の一大危機である。国民のたった四分の一しか支持していない政権が日本を誤
った方行へ向かわせようとしている。