Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

やげん亭

2014年06月01日 | Weblog

                  

先週末の金曜日(29日)は随分久しぶりにKさんと連れ立って赤坂やけん亭で
呑んだ。最近は都心部で呑むのは稀になってしまい、毎週のように西日暮里へ
出かけていた3、4年前とは隔世の感がある。


やげん亭は繁盛していて略満席状態だった。予約するとき、二人なのでカウン
ター席でもよいからと云っておいたのだけれど、いつも4人用のコンパートメント
を空けておいてくれる。Edなどは訪ねる頻度が少なくて、売り上げにも貢献しな
い客なのに、有りがたいことだ。^^!


以前はとんかつがメインの店だったのだけれど、繁華街の中心部から現在の
所に移転してきてからメニューが大幅に変り、揚げ物だけでないバラエティー
に富む和風になった。小じゃれた清潔なお店で手頃な価格で飲めるからリピ
ーターが多いのかもしれない。Jinさんの親戚筋だからさろうか、ご主人は如
才なく帰るときは必ずビルの出口まで見送ってくれる。何でもないことのようだ
けれど、気配りが利いていて誰でも悪い気はしない。


KさんはEdと違って大酒飲みではないから、「もう一杯いく?」とEdが訊くと大抵
「いや、俺はもういい。Edさんどうぞ」と云われてしまう。調子に乗らず自分のペー
スを守っている”大人”である。二人とも遅くなると帰りがかったるくなるお年頃な
ので、彼と呑むときは安心していられる。(笑)


Kさんは女性の好みが他の人と少し違っていて、いわゆる標準的な「美人」と言
われるタイプより、一風変った
顔つき(英語ではFunny)の人を好む。若いウェイト
レスが3、4人いてその中のややのっぺりした感じの顔で、あまり愛想が無い娘が
気に入ったらしい。^^!


我々のテーブルに女将さんがやってきたとき、Kさんが唐突に「一人、美人の娘
がいるでしょう。あの子は日本人ですか?」と訊いた。女将さんは「・・・?誰だろ
う・・・」と腑に落ちない様子。彼女は自分の店には「美人」などいないと明らかに
思っている様子だったが、その後次々違うウェイトレスの娘さんたちを我々のテー
ブルに送ってよこした(ような気がした)。ハハハ・・・

Kさんがどのコを美人と見たのかEdには分かったけれど、好みというのは人によ
って千差万別なのだと改めて思ったのである。世の中のバランスはそうやって保
たれている。納得!