Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

一度やってみたかったこと

2014年06月25日 | Weblog

             

TBSラジオ土曜午後1時からの「久米宏、ラジオなんですけど」の先週のテーマ
は「一度やってみたかったこと」。


大体は他愛もないことばかりで、例えばヤクルト(小さいプラスチック容器)を大
きなコップでガブ飲みしてみたいとか、後輩に恰好良く食事を奢ってみせたいと
か、回転寿司でない鮨店で支払を気にせず・・・等々」であったが、一つだけ傑
作があった。


女性の方で「旦那の定年退職の日に家を出てしまいたい」というもので、彼女は
実際その通りにして今独りでいるそうである。^^! 過去数十年もの間余程腹
に据えかねていたのかも知れないけれど、同性として旦那のほうがどうなった
のか気になる。それにしても女性はコワイな、と思う。


60代の離婚が増えているそうである。それも定年退職と同時では、心の準備
が何もできていない亭主の方がオタオタしてしまうに違いない。奥さんの方は
長い間我慢してその時を待っていたわけだから、その後の生活設計だって立
てているだろうし、呑気に「定年後は夫婦二人で・・・」なんて考えていたらとん
でもない不意打ちを食らうことになる。オヤジは普段からカミサンに尽くしてお
かないと、人生の終盤になって手酷いしっぺ返しを食わされるのだ。><!


                                         

離婚が増え、且つ長寿社会になってやもめ暮らしが多くなったせいか中高年の
婚活が盛んなのだという。年取ってからの独り暮らしは誰でも寂しいから、配偶
者に先立たれたひとは異性の茶飲み友達が欲しくなるらしい。最初は「婚活な
んて・・・」としり込みしていた人が、二回、三回と通ううちに段々積極的になって
きて、終いには次回の集まりを心待ちにしたりする。^^!


カミサンはEdより先に逝くつもりでいるから「私が死んだら婚活で誰か良いひと
を探せば?」といって笑う。「今更そういう面倒はやりたくない」というと、「イエ、
イエその時がくれば、あなたのことだからきっとやりますよ」と端から信じない。


棺桶に片足突っ込んでから婚活ねえ・・・
もうそんなエネルギーは何処さがしても出てこんわい。^^!