Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

甘やかし

2014年02月24日 | Weblog

 

無理やり我が家の飼い猫にされてしまったノラの親子は、食事と寝場所の心配
がない今の生活に慣れたらしく、外へ出たがる様子がない。^^!


発情期になればまた騒ぎ出すのだろうが、今は二匹とも極めて平穏に過ごして
いる。親猫の「ミー」は人間でいえば愛情豊かな母親といったタイプなのだろうか
、子猫の「フー」が何時まで経っても心配らしく姿が見えなくなると探しに行く。


「フー」は子猫とはいえ、もう母猫より大きくなってしまって体力的には親を超え
ているにちがいない。あと2、3ヶ月で推定1才になると思うが、子供だけに飛ん
だり跳ねたりオモチャにジャレついたり、色々なことに興味があって(人間にとっ
ては)イタズラが絶えない。


         

親一人子一人だからなのか、「フー」は未だに母親のオッパイを吸っている。
ノラだったら多分もう親離れして乳を飲むようなことはないのだろうが、静かだな
あ・・・と思っていると大抵「ミー」の乳に吸い付いている。多分乳はもう出ないだ
ろうが、母猫は嫌がりもせず「フー」の成すがままにさせている。子を甘やかす
親といった感じである。^^!


「ミー」が母性本能豊かな猫である証拠は他にもある。我々がなかなか慣れて
くれない「フー」に触ったり撫でたりすると、「フー」はビクついて猫パンチを繰り
出したり逃げようとしたりする。そういう時「ミー」はジッと人間と「フー」の動きを
心配そうに観ていて、少しすると「フー」に寄り添う。「大丈夫だよ」と云っている
様にも思える。


チョッと甘やかし過ぎの母猫ではないかとも思うけれど、自分の子どもを虐待し
たり殺したりする人間のニュースが報じられるたび、「ミー」と「フー」を見るにつ
け、人間も含めた「動物の親子」というのは本来こうあるべきなのでは・・・と思
えてくるのである。^^!