昨日、帰宅して玄関に入ったら、カミサンが直ぐ出てきて「シ~ッ・・・!いまミーた
ちが来てるから、大きな声出さないでね・・・!」という。
廊下からガラス扉越しに、テーブル下からこっちをジッと見ているノラ猫のミーが
見える。そのまま二階へ上がって着替えを済ませ、下へ降りてきたら子猫がリビ
ングの中で運動会をしている。気付かれないように風呂場へ行き、先にシャワー
を浴びた。
食事は、キッチンからわざわざ廊下を伝って遠回りでリビングのテーブルへ運び、
椅子に座った。ノラ猫に大変な気の使いようである。(笑)
その甲斐あってか、子猫は少し警戒心が和らいだらしく、こちらがなるべく見ない
で無頓着を装っているとテーブルの下に来たり、階段を二階へ上がったり、ロッ
キング・チェアに登ったりして、かなり大胆になってきた。
この調子で安心させ、最終的に我々に抱かさるようになれば良い。^^!
・・・が、事はそう簡単にはいきそうにない。まだ大分先のことだろう・・・
一夜明けて今朝、そ~っと下に下りてきたら、ロッキング・チェアの上で3匹かた
まって寝ている。初めて家の中で眠ったらしい。子猫だけ目敏く顔を上げて、こっ
ちを見ていたけれど母親のお腹の上で安心しているせいか、また寝てしまった。
出勤するまでの1時間半、いつも通り軽い朝食をとりながらTVを観ていたら、ミ
ーがEdの居る和室にやってきて畳でバリバリ爪を研ぎ始めた。慌ててやめさせ、
押入れに仕舞ってあった猫の爪研ぎを持ち出して床に置いてやった。慣れてくる
にしたがって、段々こういう不都合が増えてくる・・・^^!
ミーは人工の爪研ぎなんて使ったことがないから爪は立てず、チョコンとその上
に座ってこっちを見ていた。飼い猫の「もも」も自然に使い方は覚えたから、ミー
もそのうち使い始めるだろう・・・
ノラ猫ミーの親子が本当に我が家に居つくのかどうかまだ分らない。我々の試
みは始まったばかりなのである。