Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

桃の節句

2012年03月03日 | Weblog

                           

今日は3月3日ひな祭りの日。札幌にいる孫(姫)は今年ちょうど3歳だ。先月は何かと気ぜわしい日が続いて、お祝い贈らなかったけれど夏は逢いに行くからその時まで待ってもらうとしよう(^^


むかし中学1年のとき社会科のY先生という方がいた。変った偏屈な感じのひとで、出欠で生徒の名前を呼ぶときEdのことは「チンポ」と苗字をふざけていうので、クラスの皆が失笑する。ヤな奴だ・・・と思いながらEdは返事をしなかった。

あるときその先生が雛人形についてこう云った。
「よく見ると人形って気持ちわるいぞ!あれは死人の顔だよ。真っ白い肌に目だけ光って・・・夜中に見たら俺はゾッとするなあ・・・!」


以来、そのことが頭にこびりついて離れなくなった。妙に印象的で納得してしまったのだ。
そういう目で雛人形を見てみると全てではないものの、古風で伝統的な人形の中には確かに不気味に思えるてくるものもある。
Edは極貧の家に生まれたから、雛人形なんて隣の金持ちの農家でしか見なかったのだけれど、その農家の8段、10段と豪華に飾ってあった部屋の前を通るとき少し気味悪かった記憶がある。変しなことを教わったものである(笑)

間もなく震災から丸一年になるのだ。時が経つのは早いなあ・・・
ようやく体調が元に戻ったので、今朝は3週間ぶりにウォーキングに出た。将監川から引き込む水路が去年の震災で一部壊れたようで、少し前から改修工事を進めていたが略終わったようである。この辺りは震災被害は比較的小さかったけれど、川の土手や道路にはひび割れや小規模な崩落があちこちあった。昨日の雨で路面のひび割れが今朝はくっきり現れて、あの日が思い出される。


冬の寒さがまだ続いていすけれど、田圃に水が入り始めた。きちんと田起しをして土が黒々しているところ、去年の枯れた稲株がそのまま残っているところ、農家によって夫々だが水が入り始めると春が来たなと思う。今年は寒さが厳しかった分花芽の出来や果実の実りがよいそうで果物は期待できるそうだ。