こんにちは、ネーさです。
9月……ラジオから竹内まりやさんの『SEPTEMBER』が流れる9月になりました♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
テディちゃ、まりやさんのォ、ぴーちぱいィのうたッ、すきでスゥ!」
「がるるー!ぐるぐるぐるるがるる!」(←訳:虎です!『不思議なピーチパイ』だね♪)
果物屋さんの店頭では、もも、モモ、桃のシーズン……!
ステキな桃の香りに包まれて、
♪セプテンバ~♪と口ずさみながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
―― 黄金坂ハーフウェイズ ――
著者は加藤実秋さん、2011年6月に発行されました。
『KOGANE-ZAKA HALFWAYS』と英題名が付されていますように、
『黄金坂』は『こがねざか』とお読み下さいね。
「こがねのォ、さかみちィ!」
「ぐるぐるるるがるがるる!」(←訳:縁起良さそうな地名だね!)
物語の舞台は、
東京の、山手線の内側で、
JRもしくは地下鉄の飛鳥橋(あすかばし)の駅から徒歩数分、
長さは約700メートルの、
黄金坂と呼ばれる坂道の周辺が中心です。
飲食店や商店が多く、観光スポットにもなっていて、
と聞くと……あら?
それって、あの町のことじゃありませんこと?と
早々に察してしまう御方もおられるかもしれませんね。
ほら、あの『ペコちゃん焼き』が有名な洋菓子屋さんがあって、
近くに東京ドームとかあったりして、
なぜかフランス人さんに人気で、
っていうあの坂の町、でしょ?と。
「あはッ! テディちゃ、わきゃッたでス!」
「がるるぐるがるるー!」(←訳:ボクも分かったー!)
そう、都心部の、あのあたりにしては、
オフィスビル一色ではなく、
商店街に元気があって、
カフェやレストランに行列ができ、
住宅地も空洞化していない、珍しい町。
その町に、
隼人(はやと)くんは帰ってきました。
高校までを、生まれたこの町で過ごした彼は、
福岡の大学に入学して、
四年間を遠い九州で暮らしていたのです。
帰ってきたのはいいけれど、
隼人くん、あまり嬉しそうじゃありません……。
何故かと申しますと、
就活ってヤツに失敗しちゃいまして、
現在、浪々の身の上、なのでござる。
「ふァ~、よくあることォ、でスよッ!」
「がるぐる!」(←訳:うんうん!)
お日さまも高く上ったというのに、
お家でゴロゴロしている隼人くんを
わざわざ訪ねて来てくれたのは、
幼馴染の楓太(ふうた)くん。
楓太くんに誘われ、出掛けた先のバーで、
ちょっとした誤解が降りかかってきました。
誤解のモトは……
楓太くんのジャンパーの背中に、
NAUGHTY KID DETECTIVES
の文字があったため、でした。
「わおォ! でてくてィぶゥ!」
「がるるるるるー!」(←訳:探偵さんだー!)
探偵、なんかじゃありません。
いや、違います。
僕は就職活動で忙しいんです!
そんな言い訳、奇妙なバーでは通用しません。
隼人くん、乗り気になった楓太くんにつられ、
ついつい慣れない“探偵”業に踏み込む羽目になっちゃうのでしたが――
著者・加藤さんの大人気シリーズ『インディゴの夜』の路線とは
やや色合いは異なりますが、
にわか探偵さんたちの青春ものがたり、
東京を舞台にした作品をお好みの方々に
おすすめ!です。
巻頭には地図も掲載されていて、臨場感たっぷり!
「いッてみたいィなァ~こがねざかァ~♪」
「がるぐるがるるるぐる~♪」(←訳:ペコちゃん焼を食べながら~♪)
お散歩気分で、坂を踏破、いえいえ、読破を!
9月……ラジオから竹内まりやさんの『SEPTEMBER』が流れる9月になりました♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
テディちゃ、まりやさんのォ、ぴーちぱいィのうたッ、すきでスゥ!」
「がるるー!ぐるぐるぐるるがるる!」(←訳:虎です!『不思議なピーチパイ』だね♪)
果物屋さんの店頭では、もも、モモ、桃のシーズン……!
ステキな桃の香りに包まれて、
♪セプテンバ~♪と口ずさみながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
―― 黄金坂ハーフウェイズ ――
著者は加藤実秋さん、2011年6月に発行されました。
『KOGANE-ZAKA HALFWAYS』と英題名が付されていますように、
『黄金坂』は『こがねざか』とお読み下さいね。
「こがねのォ、さかみちィ!」
「ぐるぐるるるがるがるる!」(←訳:縁起良さそうな地名だね!)
物語の舞台は、
東京の、山手線の内側で、
JRもしくは地下鉄の飛鳥橋(あすかばし)の駅から徒歩数分、
長さは約700メートルの、
黄金坂と呼ばれる坂道の周辺が中心です。
飲食店や商店が多く、観光スポットにもなっていて、
と聞くと……あら?
それって、あの町のことじゃありませんこと?と
早々に察してしまう御方もおられるかもしれませんね。
ほら、あの『ペコちゃん焼き』が有名な洋菓子屋さんがあって、
近くに東京ドームとかあったりして、
なぜかフランス人さんに人気で、
っていうあの坂の町、でしょ?と。
「あはッ! テディちゃ、わきゃッたでス!」
「がるるぐるがるるー!」(←訳:ボクも分かったー!)
そう、都心部の、あのあたりにしては、
オフィスビル一色ではなく、
商店街に元気があって、
カフェやレストランに行列ができ、
住宅地も空洞化していない、珍しい町。
その町に、
隼人(はやと)くんは帰ってきました。
高校までを、生まれたこの町で過ごした彼は、
福岡の大学に入学して、
四年間を遠い九州で暮らしていたのです。
帰ってきたのはいいけれど、
隼人くん、あまり嬉しそうじゃありません……。
何故かと申しますと、
就活ってヤツに失敗しちゃいまして、
現在、浪々の身の上、なのでござる。
「ふァ~、よくあることォ、でスよッ!」
「がるぐる!」(←訳:うんうん!)
お日さまも高く上ったというのに、
お家でゴロゴロしている隼人くんを
わざわざ訪ねて来てくれたのは、
幼馴染の楓太(ふうた)くん。
楓太くんに誘われ、出掛けた先のバーで、
ちょっとした誤解が降りかかってきました。
誤解のモトは……
楓太くんのジャンパーの背中に、
NAUGHTY KID DETECTIVES
の文字があったため、でした。
「わおォ! でてくてィぶゥ!」
「がるるるるるー!」(←訳:探偵さんだー!)
探偵、なんかじゃありません。
いや、違います。
僕は就職活動で忙しいんです!
そんな言い訳、奇妙なバーでは通用しません。
隼人くん、乗り気になった楓太くんにつられ、
ついつい慣れない“探偵”業に踏み込む羽目になっちゃうのでしたが――
著者・加藤さんの大人気シリーズ『インディゴの夜』の路線とは
やや色合いは異なりますが、
にわか探偵さんたちの青春ものがたり、
東京を舞台にした作品をお好みの方々に
おすすめ!です。
巻頭には地図も掲載されていて、臨場感たっぷり!
「いッてみたいィなァ~こがねざかァ~♪」
「がるぐるがるるるぐる~♪」(←訳:ペコちゃん焼を食べながら~♪)
お散歩気分で、坂を踏破、いえいえ、読破を!
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