テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

日本初を、駅ギャラリーで!

2019-06-26 22:19:53 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むふふッ♪ つーるもォ、いいけどォ~」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!テニスもね!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、開幕間近なのは《ツール・ド・フランス》に限りません。
 《ウィンブルドン2019》は7月1日から1回戦開始、
 決勝が行われるのは7月14日!
 その日、センターコートには誰が……?
 楽しく想像を巡らせながら、
 さあ、本日は読書……をサボって、
 こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  


 
          ―― メスキータ ――



 東京・千代田区の東京ステーションギャラリーにて、
 会期は2019年6月29日~8月18日
 (月曜休館、ただし7/15と8/12は開館、7/16は休館)、
 『エッシャーが命懸けで守った男。』と
 日本語副題が付されています。

「いッ、いのちがけッ??」
「ぐるがるるる??」(←訳:何が起きたの??)

  

 サミュエル・イェスルン・デ・メスキータさん(1868~1944)。

 19世紀末から20世紀初頭、
 版画、デザインの分野で活躍し、
 “この時代のオランダにおける最も重要なグラフィック・アーティスト”
 とされ評されたのが、
 メスキータさんです。

 そして、デザインのお仕事の他にも
 メスキータさんが情熱を注いでいたのは、
 教育、でした。

 美術学校の教師として、
 大勢の画学生さんたちを指導したんです。

「あはァ! せんせいィ!」
「がるるぐる!」(←訳:お師匠さま!)

 しかし……メスキータさんの没年を見、
 既にお分かりの方々もおられるでしょう。

 1940年5月10日、ドイツ軍は
 ベルギー・オランダ・ルクセンブルクへの侵攻を開始、
 オランダ政府は5月12日にイギリスへ亡命し、
 国土は占領されました。

 ユダヤ人であったメスキータさんは、
 1944年1月31日、
 家族とともにゲシュタポに逮捕され、
 アウシュヴィッツ強制収容所で亡くなったのです。

「むうゥ~んッ!」
「ぐる~…!」

  

 エッシャーさんは、メスキータさんの教え子のひとりでした。

 アトリエに残された師・メスキータさんの作品の一部を
 エッシャーさんと友人たちは救出し、
 戦争中も懸命に守り抜きます。

 木版画、水彩画、
 手彩色を施したエッチング、雑誌デザイン――
 この展覧会は日本初となる
 メスキータさんの回顧展です。

 会期中には、講演会やワークショップ、
 ギャラリートークなど
 イベントも予定されていますので――

「なつのォ、とうきょうえきィへェ~!」
「がるぐるるるる!」(←訳:ぜひお出掛けを!)
 
 
 


    さて、ここでオマケ画像なんですけれども……
   
    はい、先日ご紹介しました
    『グリコ』さんの《リベラ》、
    今回は《ミルク》のお味にトライですよ。
   「ふむふむゥ~…ちがいィまスねッ!」
   「ぐるるる~!」(←訳:まろやか~!)
    《ビター》と《ミルク》、
    ショコラ好きさんは食べ比べしてみてくださいな♪


コメント
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