テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 名舞台を探す旅 ~

2018-11-04 21:57:54 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 つーるどふらんすゥさいたまッ、かいさいィされましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!強豪選手来日!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい! さいたま新都心駅周辺に特設されたコースで
 今年も開催されましたよ、
 《ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム》!
 ツール・ド・フランス2018で活躍した選手さんたちによって
 レース&イベントは大いに沸きました♪
 遠い日本までやって来てくれた選手さんチームスタッフさんに
 感謝の拍手をビシバシ送りながら、
 さあ、ここからは読書タイムです。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫ 

  



      ―― ディズニー映画の世界を旅する ――



 編者はJTB海外情報事業部の皆さん、2018年8月に発行されました。
 ディズニー製作の映画作品――
 古くは『白雪姫』(1937年公開)から、
 新しいところでは『アーロと少年』(2015年公開)までの、
 作品それぞれの“背景となった土地”を訪ねる
 ヴィジュアルなガイドブックです。

「ごうかなァ、おしろッ!」
「ぐるがる!」(←訳:森や渓谷!)
「はいほォ~♪」

 7人のドワーフさんたちが
 ハイホ~♪ハイホ~♪と歌いながら森を歩く
 『白雪姫』。

 物語の中で、白雪姫と女王が暮らしていたお城は、
 スペインのアルカサル城をモデルにしたものでした。

 一方、同じお姫さまでも、
 『眠れる森の美女』のオーロラ姫のお城は、
 フランスのピエールフォン城と
 ドイツのホーエンツォレルン城と
 フランスのユッセ城をモデルにしたもの??

「うゥ~むッ! どいつゥ、かなァ?」
「がるるるるぐる!」(←訳:フランスに一票!)

 世界各国で記録的ヒットとなった
 『アナと雪の女王』では、
 ノルウェーのロフォーテン諸島の雪景色が
 アレンデール王都近郊の風景になりました。
 
 『モアナと伝説の海』は……
 
「みなみィのォ、しまッ!」
「ぐるるるるるがる!」(←訳:フランス領のタヒチ!)

 と、このように
 作品と、
 実在の土地との結びつき、
 プロダクションのクリエイターさんたちが
 “物語の基盤”となる風物を
 どこから得たか、
 どの国のどんな文化を参考にしたのかが
 た~くさん紹介されている訳ですけれども、
 作品そのものの図版――

 『101匹わんちゃん』
 『くまのプーさん』
 『ピーター・パン』
 『ファンタジア』

 などのシーンも載っているせいでしょうか。
 ふと、思ってしまうんですよねえ。

「むかしのォ、あにめーしょんッ!」
「がるるる!」(←訳:いいなあ!)

 手描きアニメの良さ、
 アニメーションという原野を切り拓いた
 パイオニアさんたちへの敬意を忘れたくない。

 そんな感慨を抱きながらも、
 お城や森や海や島、
 美しい写真を愉しめるエンタ度満点の一冊、
 映画好きさんにも
 アニメ好きさんにもおすすめです。
 ぜひ~♪
  

 
コメント
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